住宅ローンを選ぶ上で誰でも迷うのが、金利の決定方法です。大きく分けて以下の種類があります。
- 変動金利型
- 固定金利型
- 固定金利選択型
- 上限金利付変動金利(キャップ型)
また、最近では 銀行の普通預金残高とローン残高の差額にのみ金利がかかる、「預金連動型住宅ローン(東京スター銀行)」なんてのもあります。
全期間を通じて金利が変動するのが「変動金利型」。固定されているのが「固定金利型」です。
「固定金利選択型」は最初の2〜10年間金利が固定されますが、その後は変動金利などそのときの金利が適用されるもの。
「上限金利付変動金利(キャップ型)」は一応、変動金利なんですが、実勢金利がある程度高くなった場合に、これ以上、上げないという上限を設けたものになります。
どれも一長一短ありますし、今後の金利動向に左右されますので、これがベストと言うのはなかなか難しい問題ですね。
しかし、ひとつ言えるのは、最近の銀行は融資残高が落ち込んでいるため、住宅ローンという長期間の収益源になる商品は是が非でもほしいのです。そのため、最初の3年間くらいは1%を切るようなローンもありますが、これはあくまでも客寄せのための”エサ”、キャンペーン金利だと考えた方が良いでしょう。固定金利期間を過ぎたときに支払額が一気に増えて、家計を圧迫することも十分に考えられますので、キャンペーン金利の住宅ローンをつかう場合には慎重に判断しましょう。
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