武蔵野線 103系低運転台編成

1980年武蔵野線用に非ATC車高運転台車が新製配置されたのが始まり。その後1985年京浜東北線、常磐快速線から103系が続々と転入した。京浜東北線は山手線の205系投入により捻出した103系貫通編成を転用、6+4の編成を編成組み換えをした上で武蔵野線用とした。常磐線は103系1000番代を快速線に転用、0番代を転属、武蔵野線用とした。転属した編成は塗装変更が追いつかず、青22号、青緑1号のまま営業運転を開始した。当時冷房100パーセントを達成した路線は少なく、転属したほとんどの編成は非冷房だった。JR化後、205系が各主要路線に増備されたため、103系高運転台が武蔵野線に転属 してきた。 近年、山手線E231系投入により205系が武蔵野線に転属、低運転台クモハ編成が重点的に置き換えられていった。2004年10月27日をもって武蔵野線からクモハ編成が消滅。現在武蔵野線に残る103系低運転台車は1編成 のみである。完璧に武蔵野線から消滅しました。

廃車された編成の写真は近いうちに削除します。
E6編成。既に廃車。JR東日本最後のTR201台車搭載のクハ103−113・114を含んでいた (宮城野のクハ103-105・106はTR216台車に交換済み)。中間車は全てユニット車という元総武線の名残が強い変則的な編成。私のお気に入り!
E7編成。。既に廃車。晩年にはしょっちゅう編成組み換えを繰り返した。 山手電車区新製後、中央快速線に転属。その後総武緩行線で活躍した。JR東日本最後の低運転台クハ103−0番代、武蔵野線最後の低運転台として、注目を集めていたが、残念ながら運用離脱。私&みんなのお気に入り!
E28編成。既に廃車。 クハ103-626は初期に前面補強をした車輌のため、テールライト上のステップの位置が変則的。最後の武蔵野線クモハ入りの編成ということで、注目を集めたが惜しまれながら引退した。南船橋にて。私&みんなのお気に入り!
E31編成。既に廃車。鎌倉総合車両所(当時)に廃車回送されたことで有名となった。へぼい写真で申し訳ない・・・右端に薄っすら見えるオレンジの線は武蔵野線103系低運車。南船橋にて。
E32編成。既に廃車。中間のサハのみAU712冷房改造。西船橋は良い写真が撮れません・・・南船橋にて。
E33編成。既に廃車。反対側のクハ103−635のJRマーク位置が変則的であった。また、こちら側のクモハ103はヘッドライトを囲む縁がないことで有名だった。見所の多い編成。南船橋にて。
E34編成。既に廃車。比較的遅くまで武蔵野線に残った編成。全車更新車。AU75冷房改造と編成美が売りだった。 新木場にて。私のお気に入り!
E35編成。既に廃車。いかにも武蔵野線というような編成。特に見所が見つからないのでこれにて。(おぃ 舞浜にて。
編成番号 クハ103 モハ103 モハ102 モハ103 モハ102 モハ103 モハ102 クハ103 備考 撮影
E6 113 355 511 356 512 661 817 114 廃車 撮影済
E7 141 753 2010 664 820 289 444 140 廃車 撮影済
  クモハ103 モハ102 サハ103 モハ103 モハ102  モハ103 モハ102 クハ103−500    
E21 105 231 246 281 436 351 507 597 廃車 未撮影
E27 153 321 210 376 532 585 741 632 廃車 未撮影
E28 126 272 187 172 327 150 283 626 廃車 撮影済
E29 139 301 302 404 560 133 246 622 廃車 未撮影
E31 102 227 228 374 530 204 359 566 廃車 撮影済
E32 141 303 231 362 518 268 423 605 廃車 撮影済
E33 142 305 304 324 480 269 424 635 廃車 撮影済
E34 146 311 274 205 360 197 352 637 廃車 撮影済
E35 154 323 299 286 441 262 417 630 廃車 撮影済

※編成組み換え後の車両番号です。なおこの事に関するJRへの問い合わせはご遠慮下さい。

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