1897年(明治30年)6月、当地に赴任した河辺貞吉によって創立された。河辺は優れた伝道者であって、わらじばきで島内の全戸に小冊子を配って歩いたことで知られる。第2代牧師は、高潔な人格ゆえに敬愛を集めた笹尾鉄三郎である。
三浦綾子著「ちひろば先生物語」の主人公・榎本保郎は、当教会で求道生活を送った。なお、夫人の和子は当教会出身である。
福良保育園は、1940年(昭和15年)9月、当教会付属の施設として、婦人牧師・中村つねによって創立された。全日制の保育園としては三原郡内最初のものであった。2018年3月31日で閉園し、旧ちどり保育所と合併、旧ちどり保育所の場所にて福良こども園として新たに開始した。