風人日記 第六十四

今年も元気で

2019年1月5日〜





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                           作品


『オキナワ 大神の声』(飛鳥新社刊 2200円+税)
 
            


 7年来毎年訪ねていた琉球弧列島を舞台に、喜界島から与那国島まで八百数十キロを歩いてゆく短篇連作集。



一昨年、いろんな推移の中で三ヵ月ほど日本の全原発五十四基が停止したことがある。現在は大飯原発が稼動しているほか、安倍首相は「今後新たな原発建設も指向する」と言い出している。原発ゼロは早くも夢のかなたというのだろうか。情けないことである。
 私は現在と未来の人類のために、原発が少しでもなくなっていくことを望む。


                            2013年4月1日
                            2015年1月1日
                            2016年1月1日
                            2017年1月1日
                            2018年1月1日

                              2019年1月1日

                          作家・前日大教授 夫馬基彦


                  日記         


2月17日 ひとり飯

もうじき干(ひる)だが、なかなか動く気にならない。妻が出かけているので、ひとり飯になるからだ。
外食すればいい気もするが、外は真冬の寒さだし、馴染みのそば屋は休みなので、出かけるにならない。

湯を沸かし、そばかラーメンでも作ろうと、心で思っているのだが、体が動かない。
怠け心というか、何かしら…。

ぼつぼつ階下へ行くか。


2月12日 浅間山系が鮮やかだ

浅間山をはじめいくつかの峰が真っ白だ。
きれいなものだ。寒そうな気もするが、室内から見ている限りはいい眺めだ。

西の白馬山系が雲で見えないのが、残念。雲が多いから、雪なのかもしれない。
遠くの国道(18号線?)を行きかう車の姿が、世の中は動いているなあと思わせる。


2月10日 ひさびさ

だいぶこの日記を書かなかった。すっかり忘れていたとも言えるし、書くことがなかったとも言える。歳をとったとも言えそうだ。
現に久々に書こうとしても、別に書くことはないような気もする。

老化、というのが一番正確そうだ。
世の中が三連休中だというのもほとんど意識しなかった。

これはまあ、数年前、定年退職して以降、ずーっと長い連休中ともいえるから、無理からぬことではあるけれど。

いずれにせよ、世間との交流がぐんと減った。界隈では数少ない都市である長野市や上田市へ出ることもだいぶ減った。ということは新しい映画や展覧会もあまり見ていないことになるし、人にも会っていないということだ。

うーむ、いかんいかん。一番近い近所の喫茶店にすらろくに行ってない気さえする。
明日は上田へ新しい映画を見に行くとしよう。



1月14日 出不精

 私はもともと割合外へよく出る方だった。70歳までは大学で仕事を持っていたし、大学へ行かなくなってからも二日に一度はどこかへ出ていた。ちょっとあちこち散歩したり、馴染みの喫茶店や図書館へ行ったりだ。喫茶店ではママや常連衆とちょっと言葉を交わしたりもする。

 なのに、このごろではだんだん外へ出なくなり、最近はいつどこへ行ったかがすぐ思い出せなくなった。冬の寒さのせいもあるが、いつの間にかいわゆる「出不精」になっている気もする。

 出かけたい気はあるのだが、いざ具体的に考え出すと、とたんに億劫になってき、寒いとか、雨が降りそうだ、とか半ば天気のせいにして、足を動かさないのだ。

 寒さはともかく、雨なぞ冬場はめったに降らないのだから(小諸市は晴天率全国1,2だそうだ)、要するに出かけるのが億劫、早く言えば出不精になってきたのだ。

 なぜかと考えていくと、70歳で大学を定年になってから、「出かけなくてはならない」ということ自体がなくなったからのような気がする。毎日家にごろごろしていて当然、それが常態、という感覚になってしまったのだ。

 「出かける用がない」というのも「出かけなくてもいい」と言い換えれば、気分は悪くないし、自由そのものな気もする。かつては憧れた境地だったという気もする。

 要するに、人間なぞ勝手なもので、行かなきゃならない場所や義務があるうちは、束縛やしがらみみたいに感じ、行く必要がなくなると、おのれが無用な存在なようが気がしてくるというわけだろう。
小説でも書けばいいのだが、それも、やいのやいの言ってくれる編集者なぞがいないと、一向進まない。

義務感がない、自由、というのは、困ったものだ。


1月8日 新年初書きです

すっかり怠け癖がついたというか、ひょっとしたら歳のせいか、日記も書かないままでした。

小生、もう75歳です。皆さん、お元気でしょうか。改めて新年おめでとうございます。
東京方面へもめったに行かなくなったので、皆さんにお目にかかる機会も激減しました。
これではならじと、なるべく出向きたいと思っています。個展などある場合はぜひお知らせください。

信州は空気がビンと冷えています。おかげで景色はきれいです。信州へお出かけのせつは、御一報ください。

2019年正月   夫馬基彦



1月5日  皆さん、新年おめでとうございます。                         
 小生、いま75歳です。まだまだかなり元気なので、今まで通り、日記も続けていくつもりです。皆さんもお元気で、時々メールなぞくださればと思います。
お待ちしています。