風人日記 第六十二

初老期

2017年10月2日〜





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                           作品


『オキナワ 大神の声』(飛鳥新社刊 2200円+税)
 
            


 7年来毎年訪ねていた琉球弧列島を舞台に、喜界島から与那国島まで八百数十キロを歩いてゆく短篇連作集。



一昨年、いろんな推移の中で三ヵ月ほど日本の全原発五十四基が停止したことがある。現在は大飯原発が稼動しているほか、安倍首相は「今後新たな原発建設も指向する」と言い出している。原発ゼロは早くも夢のかなたというのだろうか。情けないことである。
 私は現在と未来の人類のために、原発が少しでもなくなっていくことを望む。


                            2013年4月1日
                            2015年1月1日
                            2016年1月1日
                            2017年1月1日


                          作家・前日大教授 夫馬基彦


                  日記         


10月17日 喫茶店の饅頭

といっても喫茶店でまんじゅうを売っているということではない。円形スタンド席での隣の女客が、どういうわけか饅頭をいくつも取り出し、他の客に勧めたのだ。店のママが仲介する形で、自分にも1個まわってきた。うまそうにも見える。

で、ともかく一口と食べだしてみたら、思ったよりずっと大きく、食べるのが大変に思えた。向うの年配客は、3時に頂くから、とふるまい主に断り、しまってしまった。あ、その手があったかと思ったが、私はもう食べだしてしまったから、途中でやめるのもどうもおさまりが悪い。

で、何とか1個を食べたのだが、胃は文字通り満杯になり、見るだに腹が膨らんだ。以来約2時間、いまだに満腹に近い。うーむ、5時からの晩酌が果たしていつものようにできるかどうか心配だ。
私の酒はつまみをかなり口にしながらするのが常だが、これではつまみどころじゃない。

うーむ、困ったものだと思いつつ、現在(2時間後)に至っている。



10月14日 寒くなった

朝、新聞を取りに門まで出たら、寒かった。今年度初めてである。
冬が近づいているなあと感じた。

信州の冬は相当寒いから、気を引き締めないと風邪をひく。

田舎の兄嫁に電話をしたら、母は101歳の祝いに、市長から記念品をもらったそうだ。毎年くれるのかしら?


10月9日 紅葉進む

庭のアカシアの葉もだいぶ黄色くなってきました。西側隣の桜はずいぶん紅いです。まもなく葉が散りだすでしょう。


10月7日 お隣の辛夷の木に

赤い実か花のようなものがなっているが、あれは何かしら? 今ごろ花が咲くとは思えないし、実にしてもおかしい。正に?である。御存知の方、教えてください。

今、連れ合いに聞いたところ、「実」だそうだ。今年は花が多かったので、実も多いそうだ。例年は少ししかなかったので、気が付かなかったということか。ふーむ。


10月4日  ベルコーヒーへの往復が寒かった

3時ごろだが、今季はじめて、そう感じたのである。寒いといってもウインドジャケットを羽織っていればどうということはない程度だが、でも、いよいよ冬も近いなと思った。東京界隈の人にはいくらなんでも気が早いと思われようが、信州は東京より1ケ月分ほど気温が低いから、実際寒く感じるのだ。

そして冬は長いから、かなり気構えがいる。
まだその気構えは出来ていないが、「そろそろ近づきつつあるのだろうなあ」と予兆を感じたということだろう。気構えの準備、というわけだ。



10月2日 秋深し

雨がパラついているせいか、少し寒い。うそ寒い、という感じ。
北の浅間山系は雨雲で曇っているが、西の白馬山系は少しだけ見えている。

すぐお隣の西側は桜がだいぶ紅葉してきた。手前のアカシアも黄色い葉がちらほら。すっかり秋だ、というよりこの紅黄葉が散ってしまえば、完全に冬になるのだろう。今年は寒そうな予感がする。

昨日、上田へ行った際は、暑からず寒からずいい日和だね、と言い交したのだが、今日はだいぶ変わった。なのに連れ合いは、また上田へ出ていった。高校のクラス会だそうだ。フム、元気だなと見送り、今日は昼はひとり飯だが、さてどうするか、と物寂しく考えている。

好天なら、しばらく御無沙汰している馴染みのそば屋へ出向くところだが、寒そうな空を見ていると、足が止まってしまう。ひとりで何か暖かい物でも作って食べるか、迷う。