水草について

水草は、ほとんどの種類において、「弱酸性の軟水」を好み、二酸化炭素を強制添加し、ライトを強化して育成します。

酸素の泡粒がゆっくりと立ち上っていく様を見ていると、心が和みます。

(60×45×45サイズ)

1.ライトについては、60センチ水槽(60×30×36の規格水槽)なら水草の種類にもよりますが、欲をいえば、4本は必要です。また、ただ4本載せればいいかというと、ライトの照射時間をきめ、規則正しい照射が必要です。これには、タイマーが販売されてますので、タイマーを利用しましょう。
私の水槽は、奥行きがあるので、ライトは6本点灯してます。

2.二酸化炭素ですが、これもただ添加すればいいというのでなく、ライトの照射時間にあわせて添加します。60センチ水槽である程度水草が植えてあるなら、1秒1滴くらいが適切でしょう。これも電磁弁を使い、タイマーを利用しましょう。

3.肥料。底床肥料と液体肥料がありますが、我が家では、基本的には底床肥料(固形肥料:ADAのマルチボトムなど)がメインで、液体肥料は、毎日少量のADAのECAと換水時のメネデール(鉄分)が効くみたいです。
液肥の過剰添加は、コケの原因になりますので、注意が必要です。

4.フィルターについては、二酸化炭素を逃がさないためにも、外部式フィルターが適しています。一部例外的に、ミクロソラムのような陰性の水草なら上部式フィルターでも育成が可能(最適という意味ではありません)ですが、 一般には外部式を使います。(また、音も静かなのも特徴です。)

5.底床については、以前は大磯砂がメインでしたが、水を弱酸性の軟水にしてくれる、ADAのアクアソイルは育成が難しい南米水草を育成するにも、適しています。また、サモアのサンディーゴールドも水質に影響を与えないとして、適しているといわれてます。私は、このサンディーゴールドを使用しています。 

最後に、水草は、技術よりむしろ設備を整えてやることが一番の成功の近道です。多くのライト、外部式フィルター、タイマー、二酸化炭素用の電磁弁など、コストがかかりますが、一気にそろえてやるのが成功の近道だと思います。

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