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グッドライフクラブ特許検討・ポイント(メールマガジン発行第1号)

特許第3508810号(発明の名称:ポイント清算システム)

登 録 日: 平成16年1月9日 特許権者: 日本信販株式会社
出 願 日: 平成9年1月29日 出願番号: 特願平9−28301
公開番号: 特開平10−214382 分  野: G07G1/12
審査請求日: 平成10年10月22日 請求項数: 1  公報頁数:9
【発明概要】
 ポイントを発行した商店では清算日に自店のポイント付加率分の金額を事務局に支払い、ポイントで販売した商店では清算日に自店のポイント付加率で調整したポイント販売分の金額を受け取るようにしたポイント清算システム。
【発明背景】
 従来の商店街等のポイントサービスでは、「ポイントが使用される店舗」と「ポイントが使用されない店舗」の間で不公平感があった。一般に顧客は与えられたポイントをある程度のレベルまで貯める傾向があり、また貯えたポイントは日常の食品購入に使用されるのではなく、贅沢品に使用される場合が多い。そのため、例えば「魚屋」等の日用品を売る店では、ポイントを与え続けることとなり、事務局に対して清算金の支払いを行うばかりで、顧客は貯えたポイントを当該「魚屋」で使用することがないので、清算金の支払いを受け取ることがない。
 そこで、ポイントサービスを実施した場合の各店舗のポイント清算において「ポイントが使用される店舗」と「ポイントが使用されない店舗」との間で生じる不公平を解消し、ポイントシステムを導入した商店街等における多種の業種間の店舗、もしくはフランチャイズシステム等の同種の業種の店舗間等において、公平にポイントを負担させる。
【請求項要素・ポイント】
【請求項1要素】
顧客に付加点を発行した商店が発行した付加点の付加点相当額を負担し、顧客に使用点を使用された商店が使用された使用点の使用点相当額を請求するように処理することでポイント清算を行うポイントサービスにおけるポイント清算システムで、以下の要素からなる。
  1. 所定期間に顧客に発行した付加点発行情報を発行した商店毎に蓄積するための付加点蓄積部と、
    所定期間に顧客が使用したポイント使用点情報を使用された商店毎に蓄積するための使用点蓄積部と、
    付加点発行のための付加率を記憶する付加率記載欄と、
    処理装置と、
    を有する。
  2. 処理装置は使用点蓄積部に蓄積された使用点と付加率記載欄の付加率を用いて商店毎の調整点を導き、
    調整点の相当額を前記商店の負担として清算する。
(請求項1特許ポイント)
 上記付加点とは、このポイント清算システムの店側が負担する(発行する)ポイントである。この付加点は発行した商店毎に付加点蓄積部に記憶される。
 付加率とは、店側がポイント対象商品の売上金額の何%をポイント(付加点)として発行するかの値である。例えば、2000円で200ポイント発行するのであれば10%の付加率である。この付加率は付加率記載欄に記載され記憶されている。
 使用点とは、顧客が使用したポイントである。顧客が使用した商店毎に使用点蓄積部に記憶される。
 このポイント清算システムでは、清算日にポイント(付加点)を発行した店はそのポイント分を事務局に支払う。例えば、200ポイントを発行し、1ポイントが1円であれば200円支払う。つまりポイント分の値引きをしたことになる。また、顧客がポイントを使用しそのポイントで商品を販売した店では、例えば2000ポイントの使用点のある店では、1ポイント1円とすると2000円であるが、その店のポイント付加率で調整した金額を受け取る。
 調整の仕方は種々あるようであるが、例えば自店のポイント付加率が10%で清算時に使用点が2000ポイントある店では、「使用点2000ポイント×自店ポイント付加率10%」で算出する調整点200ポイントを引き1800ポイント分の金額(1ポイント1円なら1800円)を清算時に受け取る。
 調整点分の金額を使用点のある店側の負担とすることにより「ポイントが使用される店舗」と「ポイントが使用されない店舗」の間での不公平をなくそうというものである。
(なるほど負担面での不公平はなくなるかもしれないが、ただこの調整点分のお金はどうするのであろうかと心配になる。ポイント分を支払う店側ではポイント分の全金額を支払う。しかし使用ポイント分を受け取る店側では調整点のポイント分負担するので、お金が事務局にたまっていくことになる。商店街の慰安旅行にでも使うのであろうか、またはこのシステム導入のコストに当てるのであろうか。)
【実際の特許請求範囲】
【請求項1】
 顧客に付加点を発行した商店が発行した付加点の付加点相当額を負担し、顧客に使用点を使用された商店が使用された使用点の使用点相当額を請求するように処理することでポイント清算を行うポイントサービスにおけるポイント清算システムであって、所定期間に顧客に発行した付加点発行情報を発行した商店毎に蓄積するための付加点蓄積部と、所定期間に顧客が使用したポイント使用点情報を使用された商店毎に蓄積するための使用点蓄積部と、付加点発行のための付加率を記憶する付加率記載欄と、処理装置とを有し、該処理装置は使用点蓄積部に蓄積された使用点と付加率記載欄の付加率を用いて商店毎の調整点を導き、該調整点の相当額を前記商店の負担として清算することを特徴とするポイント清算システム。
【参考文献】
特開 平5−174249 特開 平7−29073

(引用文献:特許電子図書館公開公報)
グッドライフクラブ 大阪市天王寺大道2-1-22 (06)6771-4010

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るため、審査請求をしてもよほど特徴があるか権利範囲を限定
したものでないと、そのほとんどの技術が選考文献に存在する
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 また、最新の公報に掲載された特許で配信に適したものがあれば
その特許を優先的に配信していきます。

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