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グッドライフクラブ特許検討・ポイント(メールマガジン発行第8号)

特許第3508570号(発明の名称:個人認証情報生成装置、方法、及びその記録媒体)

登 録 日: 平成16年1月9日 特許権者: 三菱マテリアル株式会社
出 願 日: 平成10年9月22日 出願番号: 特願平10−268694
公開番号: 特開2000−99471 分  野: G06F15/00
審査請求日: 平成12年3月31日 請求項数: 6  公報頁数:7
【発明概要】
 順次画面に表示される画像の1つの特定領域がクリック・押下により選択される毎に、その位置や色彩情報の画像情報を出力し、この画像情報とその出力順序により個人認証情報を生成する個人認証情報生成装置、方法、及びその記録媒体。
【発明背景】
 従来の銀行のオンラインシステム等における個人認証情報生成装置においては、一定のセキュリティを確保するために、 個人認証情報(パスワード)として比較的量が多い数字列を入力する必要がある。従って、従来の個人認証情報生成装置においては、キーボード操作という面倒な入力操作が必要になるとともに、ユーザが自身の個人認証情報(パスワード)を忘れてしまう場合があったり、入力ミスが発生しやすいという欠点があった。
【請求項要素・ポイント】
【請求項1要素】
セキュリティシステムの認証用の個人認証情報を生成する個人認証情報生成装置で、以下の要素からなる。
  1. 各ユーザ毎に予め設定され画像をどのように表示すべきかを定めるルールに従い画像を表示する画像表示手段。
  2. ユーザにより操作され、画像において1つの特定領域が選択される毎に該特定領域に関する位置情報と色彩情報とを含む画像情報を出力する選択手段。
  3. 選択手段から順次出力される画像情報、および出力順に関する出力順情報に基づいて、個人認証情報を生成する個人認証情報生成手段。
(請求項1特許ポイント)
 これはなかなか面白い特許である。オンラインシステム等へのアクセスの可否を、表示される画像のクリックやタッチパネルでの押下により行おうというもの。
 順次画面に表示される画像の1つの特定領域がクリック・押下により選択される毎に、その位置や色彩情報の画像情報を出力し、この画像情報とその出力順序により個人認証情報を生成する個人認証情報生成装置である。画像の表示ルール(方法)は各ユーザー毎に設定されている。このルールにより順次画像が画面に表示されていく。
 実施例では、名前等のユーザー固有情報を入力すると、蓄積されている画像表示ルールが読み出され画像が表示されるようになっている。画像ルールやユーザー個人情報は予め登録しておくのだと思うが、その登録の記載はない。
 発明背景では、金融機関での説明をしているが、別に限定されることはなく、インターネット等での認証システムその他にも当てはまる。また、この個人認証情報生成装置は別に一つの装置になっている必要はなく、画像表示手段、画像情報を出力する選択手段、個人認証情報生成手段があれば、別れて存在しても良い。例えば図のように画像表示手段は利用者側パソコンで、サーバー側に情報が送信されサーバー側で認証が行われても良く、またこの認証プログラムをCD等で配布し行っても良い。
 上記要素2の「1つの特定領域が選択される毎に」の部分は補正部分であり、あまり重要ではないかも知れないが、ここで少し限定されている。例えば、2番目に選択された部分で画像情報を出力する等は含まれないかもしれない。
【請求項2】
 表示手段において表示される画像を、ユーザによる特定領域を選択する操作毎に変更するか、または、ユーザによる特定領域を選択する操作後の経過時間に応じて変更する請求項1の個人認証情報生成装置。
【請求項3】独立項
 個人認証情報生成装置が、画像を表示させる表示ステップ、位置情報と色彩情報とを含む画像情報を出力する選択ステップ、個人認証情報を生成する個人認証情報生成ステップとを実行する個人認証情報生成方法。
【請求項4】
 表示手段において表示される画像を、ユーザによる特定領域を選択する操作毎に変更するか、または、ユーザによる特定領域を選択する操作後の経過時間に応じて変更する請求項3の個人認証情報生成方法。
【請求項5】独立項
 本特許のステップを実行する個人認証情報装置に用いられる個人認証情報生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒。この記録媒体には、CD−ROM等も含まれる。
【請求項6】
 表示ステップは、ユーザによる特定領域を選択する操作毎に変更するか、または、ユーザによる特定領域を選択する操作後の経過時間に応じて変更する請求項5のコンピュータ読み取り可能な記録媒。
【実際の特許請求範囲】
【請求項1】
 セキュリティシステムの認証用の個人認証情報を生成する個人認証情報生成装置において、各ユーザ毎に予め設定され画像をどのように表示すべきかを定めるルールに従い画像を表示する画像表示手段と、ユーザにより操作され、前記画像において1つの特定領域が選択される毎に該特定領域に関する位置情報と色彩情報とを含む画像情報を出力する選択手段と、前記選択手段から順次出力される前記画像情報、および出力順に関する出力順情報に基づいて、前記個人認証情報を生成する個人認証情報生成手段とを具備することを特徴とする個人認証情報生成装置。
【請求項2】
 前記表示手段において表示される画像を、ユーザによる特定領域を選択する操作毎に変更するか、または、ユーザによる特定領域を選択する操作後の経過時間に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の個人認証情報生成装置。
【請求項3】
 セキュリティシステムの認証用の個人認証情報を生成する個人認証情報生成方法において、個人認証情報生成装置が、画像表示手段に各ユーザ毎に予め設定され画像をどのように表示すべきかを定めるルールに従い画像を表示させる表示ステップと、前記画像において1つの特定領域が選択される毎に該特定領域に関する位置情報と色彩情報とを含む画像情報を出力する選択ステップと、前記選択ステップにおいて順次出力される前記画像情報、および出力順に関する出力順情報に基づいて、前記個人認証情報を生成する個人認証情報生成ステップとを実行することを特徴とする個人認証情報生成方法。
【請求項4】
 前記表示ステップは、前記表示手段において表示される画像を、ユーザによる特定領域を選択する操作毎に変更するか、または、ユーザによる特定領域を選択する操作後の経過時間に応じて変更するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の個人認証情報生成方法。
【請求項5】
 セキュリティシステムの認証用の個人認証情報を生成する個人認証情報装置に用いられる個人認証情報生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、画像表示手段に各ユーザ毎に予め設定され画像をどのように表示すべきかを定めるルールに従い画像を表示させる表示ステップと、前記画像において1つの特定領域が選択される毎に該特定領域に関する位置情報と色彩情報とを含む画像情報を出力する選択ステップと、前記選択ステップにおいて順次出力される前記画像情報、および出力順に関する出力順情報に基づいて、前記個人認証情報を生成する個人認証情報生成ステップとを個人認証情報生成装置に実行させることを特徴とする個人認証情報生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項6】
 前記表示ステップは、前記表示手段において表示される画像を、ユーザによる特定領域を選択する操作毎に変更するか、または、ユーザによる特定領域を選択する操作後の経過時間に応じて変更するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載の個人認証情報生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【参考文献】
特開 平10−97500 特開 平9−152991 特開 平4−98389 特開 平10−124458 特開 平9−212459 特開 平7−254955

(引用文献:特許電子図書館公開公報)
グッドライフクラブ 大阪市天王寺大道2-1-22 (06)6771-4010

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