◆群馬の空っ風を読む (上州路のKY)
ご旅行当日の北風(空っ風)の有無を自己予測するものです。春の群馬旅行に少しは役立ちますので、ご笑読下さい。
「 夢気分 上州日和 定めあり 」 芭蕉さん拝借しました!
地域によって気象に関する古い言い伝えが有りますが、小生が育った前橋には春の空っ風に関して、榛名山に雲が涌くと風が吹くとされていました。また県西部では、これを浅間山…としています。
観測経験にもよるのでしょうが、榛名山が6・7割りの確率に対して、浅間山が8・9割と高確率でその一日の風を予測出来ます。慣ればどなたにも簡単です。
天気予報の無い時代からの言い伝えと思いますが、屋外作業全般に役立ちますので、小生は庭仕事や愛犬の散歩などにも利用しています。もっとも、好予測ですとお出掛け症候群≠ェ発症して困るのですが…笑
※因みに空っ風(からっかぜ)≠ニは、かかあ天下≠ニ共に群馬県の名物とされるもので、春先に強く吹く北西風を言います。(予測自体は冬期にも適用出来ます)
この空っ風が吹く日は、晴天であっても気温が上がらず、体感温度も下がりますので、余り屋外の行楽に向きません。
そんな時にはミュージアム鑑賞・体験イベント・イチゴ狩り、何よりも群馬には温泉が沢山有るので便利です。
◆群馬の地域気象の言い伝え
「 春晴れや 雲に尋ねる 上州路 」
浅間山に雲が掛ると
その日は空っ風≠ェ吹く
◆こんな感じです
風の吹かない日の朝の景観例
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風が吹く日の朝の景観例
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浅間山が良く見えました
一日中穏やかで気温も上がりました
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浅間山が雪雲に覆われて見えませんでした
10時頃から強い風が出て寒くなりました
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浅間山が良く見えました
気温は低いものの一日中穏やかでした
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浅間山が雲に覆われて見えませんでした
9時頃から一日中、強風でした。
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※検証経過の参考データは、こちら>>
※冬期から晩春まで適用出来ます。
※ところが更に検証した所、
前日の夕刻からその予兆が既に現れている事も判りました。
※確度は「早朝観測の傾向」より劣りますが次の様に言えます。
夕刻の浅間山に雲がなく、
山姿が鮮明な翌日は、
北風の少ない日和になる |
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※夜間でも見られる国交省さんのライブカメラが有用です。例:軽井沢カメラ
◆浅間山が見えない方のために
遠方の方や、地形、朝もや、春霞等で浅間山を直接観測出来ない場合には、ライブカメラと言う文明の利器があります。
浅間山の見えるライブカメラはいくつか有りますが、国交省さんのカメラは感度も優れていて夕刻でも見られます。軽井沢カメラと浅間東カメラも併用すると更に正確に観測出来ます。
カメラの位置が近くですので、山の霧や噴煙に注意します。(浅間山は国内有数の活動中の火山です。)
ここに、浅間山周辺のライブカメラのリンクを置いておきます!
◎軽井沢ライブカメラは こちら⇒
◎浅間東ライブカメラは こちら⇒
◎軽井沢役場カメラは こちら⇒
◎黒斑山ライブカメラは こちら⇒
では素敵な群馬旅行を…
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