湿原とモリアオガエル
所 在 地 :利根郡みなかみ町小川
止水設備名:
有効貯水量:立方米 |
大峰山の中腹にある沼で、標高は約1,000m、面積4,500平方m程の楕円形の小さな沼です。
周囲は約1kmほどで、浮島を配する高層湿原を形成し、県の天然記念物指定になっています。
落葉広葉樹の天然林が沼近くまで進み、湿原植物に必要な貴重な環境が良く保たれています。
沼がどのような過程で形成されたか、未だ解明されておらず、地学的にはかなり古い起源とされています。
大峰沼の南東500m程にある“古沼”と呼ばれる小さな沼は、天然記念物の“モリアオガエル”の棲息地ととして知られています。
この沼は鬱蒼とした木立に覆われており、これらの樹上でモリアオガエルが泡状の産卵を行うのは、6月〜7月にかけてとされています。
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