群馬の湖沼
玉原湖
たまはらこ


玉原湖


玉原ラベンダーパーク


大きな蓄電池の役割

所 在 地 :沼田市上発知町玉原
止水設備名:玉原ダム
有効貯水量:13,000立方米
 

 昭和56年、玉原高原に築かれたロックフィルダムによって出来た人造湖です。
 標高は約1,140m、湛水面積は約0.57平方qになっています。
 流れ込みはほとんどなく、夜間の電力で約500m下の藤原湖から水を汲み上げ、昼間の電力ピークに発電するための湖です。
 発電所は藤原ダム左岸の地下にあって、短時間に高出力を生み出す仕組みなっています。
 湖は蓄電池の様な働きをしており、ピーク時の発電に使用されます。火力発電所の待機のためのヒートランを軽減するので、ある意味では環境の優等生と云えます。
 周辺には、玉原湿原、キャンプ場、ラベンダーパーク、スキー場やホテルなどがあります。玉原湿原は、湖の北側にある小規模な高層湿原で、木道などが整備され春には水芭蕉も咲きます。



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