群馬の湖沼
草津白根山湯釜
くさつしらねさんゆがま


山頂火口(湯釜)
写真提供:榛名町 多胡様


湯釜を下方から


弓池


芳ヶ平
写真提供:榛名町 多胡様

志賀高原の観光ポイント
所 在 地 :吾妻郡草津町白根山
湖面の面積:0.07平方q(1.5D)
 

 草津白根山は富士山の様に独立した山体でなく、多くの爆裂火口を有して山頂がはっきりしない特徴があります。このため頂上部分やその周辺には、爆裂火口の跡に水が溜り、沼や湿地になったものが数多く見受けられます。
 白根の火山活動は、新旧二つに大別する事ができ、本白根山を中心とした旧期活動と白根山を中心とする新期活動があり、こちらは昭和50年あたりまで小爆発の記録があります。
 芳ヶ平・大池・平兵衛池・鏡池などは旧期のもので、湯釜や弓池・水釜などは、新しい白根山の活動によって形成されたものです。
 白根山周辺の池沼を代表する湯釜は、標高約2000m、直径約300m、 水温は30℃程度とされいますが、強酸性のため生物は棲んでいない様です。
 湯釜下の国道292号線沿いには、駐車場やレストハウスが設置され、志賀高原観光のポイントにもなっています。



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