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「日本共産党 秋山こういちニュース」
2011年6月


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10月実施の予定―
中学3年生までの医療費無料化

秋山前議員の議会傍聴報告

2011年6月定例議会を、議案が提案される開会日と20日の一般質問を傍聴してきました。


市長所信


市長は所信の演説で、防災に関連して仙台市に職員2名を最長一年派遣することや、東側庁舎を立て直して防災機能を持たせること。
橋梁の耐震強化、学校体育館の耐震改修などにふれていました。
そのほかでは太陽光発電の設置補助の拡充、都市計画マスタープランの見直し、学童保育の設置場所の拡大。
不登校児童・生徒対策として居場所づくりや相談所の設置について、そしてミニ特養、グループホームの設置について言及しました。
学童保育の設置場所については、これまで児童数が70名になる大規模学童保育もある中で(国が望ましい規模としているのは40名)保育開設場所の拡大を要求してきましたが、市長が前向きな姿勢になったので実現の可能性が出てきました。
多くの保護者の声を市政にぶつけたいと思います。
ミニ特養、グループホームについては新しい考えではなく、これまでも市は設置を明らかにしてきましたので、特に言うこともなく一刻も早く実現すべきです。


議案はどうか


提出された議案では特に市民の負担増になるようなものはありませんでした。
市立病院の駐車場の使用料を無料にする条例改正が目立つくらいでした。


一般質問


20日の日は一般質問、4人の議員が質問しました。その中で市長は中学3年生までの医療費無料化について、9月議会での条例改正提案、10月実施を行いたいと明言しました。
これまで私もずっと要求してきたことですし、選挙でも公約してきたことですので、市長のこの答弁を歓迎します。
しかし、財政が厳しいからと提案が先延ばしになったり、議会で否決される可能性もあります。
議会に提案、可決されるまで市民の皆さんとともに引き続きとりくんで、必ず実現させていきます。
 また、防災について複数の議員が取り上げて質問していましたが、原発事故に関連しての質問はありませんでした。
福島原発の状況はいまだ進行中であり、今後も予断を許しません。
市は定期的な放射線量の測定など真正面からこの対策に取り組んでいこうとするのかどうか追及していくことが必要です。


東日本大震災が明らかにしたことは、小泉政治以来の構造改革路線では住民の命と暮らしを守れないこと、公務員の削減、保育所の民営化や病院の民間委託で医師や看護師を減らす。
このような政治からの転換をして、防災と福祉のまちづくりをすすめることが、いま求められます。