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 秋山こういちニュース・2011年7月

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富士吉田市広報・上水道事業の状況報告に関連して

安心でおいしい水を
どうやって確保するのか

秋山こういちが将来の課題を指摘しました。


水道事業は独立採算?


7月の広報に22年度の下半期(10月から3月)の事業状況が報告されています。
水道事業というのは「独立採算」で水道事業だけで収入と支出のバランスをはかり「赤字になれば値上げ」と言われます。
前回の水道料金の値上げも水道事業収益の減少による赤字のためと説明されました。
学校や道路を作ったり、福祉施策を行うなどの一般行政は、多くは、税金でまかなわれています。
ところが水道事業は、ほとんどが料金(市民負担)でまかなわれています。
市民にとって死活問題となるような大事な事業がなぜ一般行政と同じように扱われないのか、大きな疑問です。


地震に危うい、わが市の水道


東日本の震災で、ライフラインの一つである上水道が寸断されたニュースが報道されました。
富士吉田市の水道は大丈夫でしょうか?
上下水道部が発行した水道ビジョンには「本市水道施設は十分に耐震化が図られているといえる状況ではなく、大規模な地震では水道施設に多大な被害が生じる可能性があります。」と書かれています。
取水施設では、市全体の23.6%をまかなっている忍野水源について「地震時にはその耐震性の低さから、液状化等の甚大な被害を受ける可能性が高く、対応策が必要です」と書かれています。
水道管の耐震化率については20.7%とも書かれています。
こうした報告を読むとともに、今回の震災では、水源や配水池への自家発電機の設置が行われたことなどを考えると、安心、安全なおいしい水の確保のためにはまだまだ設備の改善の取り組みが必要です。


耐震化の事業はされるのか?


今回の震災からの教訓をくみとれば、上水道の耐震化は早ければ早いほどよいということになります。
しかし、道路などと違い一般会計から予算を出さない「独立採算」をわが市が行っているため、事業はなかなか進まない可能性があります。


将来の住民負担増を避けるために


水道料金の値上げの原因としては、給水人口(上水道を利用する人)の減少ということがあげられました。
全体の人口が減っている中では、この増加を考えることは難しく、一方で耐震化等の設備の改善は急がなくてはなりません。
「一般会計から水道会計への繰り入れはできない」として、今のやり方を続ければ、数年後の水道料金の値上げが予想されます。
この点でも市民全体での議論が必要です。


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7月19日(火)は国民平和大行進

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核兵器のない世界をめざして日本全国で、平和大行進が今年の夏もとりくまれています。
富士吉田市では19日に富士河口湖町役場を午前9時30分に出発して、富士吉田市役所に12時到着の予定で4㎞余りを行進します。