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 秋山こういちニュース・2011年9月


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都留市、富士河口湖町、忍野村などで

すすむ議会の公開、
富士吉田市議会はどうする



富士河口湖町議会
9月議会より常任委員会、予算・決算特別委員会も傍聴可能に


富士河口湖町議会は6月に設置された議会改革特別推進特別委員会で、数度の議論をかさねてきた結果、新聞にも報道されたとおり常任委員会と予算や決算などの特別委員会の公開(傍聴可能)を決めました。
これはいま開かれている9月定例議会から行われていて、いままで公開されていた本会議や一般質問に加えて、常任委員会や6日間行われる決算特別委員会も傍聴可能となりました。


公開のために新しい会議場を設定して


富士河口湖町議会ではこの公開のために9月議会より会議室を移動して役場2階の本会議場の奥に新しい委員会室を設置して公開できるようにしました。


忍野村議会
   すべての議会を公開


忍野村議会はすでに議会の公開にとりくんでおり、本会議から議員全員協議会に至るまで公開されています。
村長派、反村長派と別れて激しい議論が交わされた前議会ではそのすべてが公開され「子どものケンカじゃないか」と村民の批判がだされることにもなりました。


都留市議会
    すべての議会を公開


都留市議会は9月議会で審議される本会議をはじめとする会議をすべて公開(傍聴可能)しています。
常任委員会、決算特別委員会、議員全員協議会などです。
市民の傍聴を可能にするために大きな会議室に場所を移して議会の公開にとりくんでいます。


富士吉田市議会は
常任委員会、予算・決算特別委員会、議員協議会などが非公開


富士吉田市議会は開会、閉会の本会議と一般質問が行われる本会議、そして演習場対策などの特別委員会が公開されています。
(特別委員会はCATVによる公開のみで、必ずしも傍聴可能ではありません)本会議で提案された補正予算案や条例改正案が詳しく審議される3つの常任委員会や決算特別委員会、議員協議会は公開されていません。


傍聴席を含む会議場が無いという理由に対して


議会の公開が進まない理由の一つとして、「市民の傍聴が可能となるような傍聴席も設置した会議室がない」ということもあげられていました。
しかし都留市議会や富士河口湖町議会のように議会側が公開の立場に立てば、会場問題では良い知恵が浮かんでくると思います。


富士吉田市議会はどうする?


近隣の自治体の議会では、議会公開がすすんでいます。
これは全国では、すでに当たり前のようにやられていることであり、その流れがこの地方にも及んできたということです。
住民の代表として議論する議会が、住民の前にその議論の中身を明らかにすることは当然のこと。
富士吉田市議会がどうするのか、市民の皆さんと一緒に注目していきたいと思います。


10月11日より日米共同演習~20日まで

演習場の段階的縮小、全面返還、平和利用はどうなる?


テキサス州兵との訓練


10月11日より10日間、北富士演習場において、米国テキサス州兵と自衛隊第1師団歩兵連隊で日米共同訓練を行うと防衛省が県に申し入れて来ました。
日本共産党山梨県委員会、および富士吉田市委員会は北富士演習場の全面返還、平和利用の県民の願いに逆行し、演習場の機能強化、固定化につながるものとしてこの共同演習に反対しています。 米軍が北富士駐屯地と梨ケ原敞舎を利用 今回の演習では北富士演習場と共に、北富士駐屯地と梨ケ原敞舎も利用する計画とのことです。北富士駐屯地のFTC訓練を予定していると思われますが、米軍の北富士演習場での演習を可能にしている根拠として地位協定にもとづく「使用協定」がありますが、これはあくまで北富士演習場に限ったことです。駐屯地と梨ケ原敞舎は演習場外ですので、これはあらたな使用協定にはない訓練の形態ということになります。


山梨県、外務省、防衛省、市長に申し入れ


この共同演習の中止を求めて、12日に日本共産党山梨県委員会は山梨県知事に申入れを行いました。
また、16日には外務省および防衛省に申入れを行い、いずれも秋山晃一前市議が参加しました。
富士吉田市委員会としては20日に渡辺地区委員長と秋山前市議が市長に対して「このような演習は使用協定の変更と米軍使用の恒常化につながるので受け入れないように」と申し入れを行いました。


州兵について・・・イラク・アフガンへ


参加する部隊はテキサス州兵の第141歩兵連隊第3大隊です。
同大隊は2009年12月~10年8月までの9ヶ月間第72歩兵旅団戦闘団の指揮下でイラクのバクダッドに派遣されています。
05年~06年にはアフガンの戦闘作戦にも参加しています。
州兵は米国内の国家防衛、治安、警備、災害救援などに従事する予備戦力です。
通常は各州知事の指揮下にありますが、有事には現役部隊に編入され、米国外にも派遣されます。
イラク・アフガンの戦闘開始以来、州兵の海外派兵が増加しています。
日本各地の演習場で行われる日米共同演習に参加した州兵が、世界各地へ派遣されています。


市長、および市議会は演習受け入れの方向ですが


新聞報道によれば、市長、および市議会は「今回の訓練に限り北富士駐屯地、梨ケ原敞舎に演習場の使用協定を準用する」事などを条件として受け入れるようですが、入会権が大きく関わっている演習場の使用協定と、入会権とは直接関係がないと考えられる駐屯地との関係などをどう整理していくのか?米軍が要請したから受け入れるしかないのか、使用協定が結ばれるまでの長年の協議は何のためだったのか?などの声に応えていく必要があります。


本当に世界文化遺産登録の障害にならないのか?


ようやく世界文化遺産登録に向けた取り組みが進展しました。
県の演習場対策室の職員は演習場を含むハワイなどの世界遺産の例を引き合いに出して、「演習場があっても遺産登録は障害にならない」、と説明しました。
しかし登録をめざす構成資産の第一は富士山そのものです。
その山すそに砲弾を打ち込む演習の激化が、遺産登録への障害とならないと言えるかどうか、共同演習の次には155mm榴弾砲を撃つ沖縄海兵隊の移転訓練が行われると伝えられています。
北富士演習場について、みんなで考える機会としたいと思います。