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 秋山こういちニュース・2013年2月


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笹子と同じ方式のトンネルは大丈夫でしょうか?

新御坂トンネルを視察、職員から点検、補修の説明を受ける職員から点検、補修の説明を受ける

12月に笹子トンネルの事故が起きてから2ヶ月余りが過ぎ、トンネルの通行も再開されました。
事故後、トンネルの再点検が注目されていますが、日本共産党では県が管理するトンネルのうち、笹子トンネルと同じ天井板方式となっている、愛宕トンネルと新御坂トンネルについて調査、申し入れを行いました。


事故後の点検で163本のボルトに、脱落ゆるみなどの異常発見。すべて補修する


1月24日に新御坂トンネルを視察しました。
天井板は13899枚。一枚当たりの重さは笹子トンネルのものに比べれば軽いそうですが1967年設置と言いますから、かなり年数はたっています。
事故後の緊急点検ではトンネルの真ん中の部分は、ボルトのゆるみが3本(ボルト総数6236本)端の部分ではボルトの脱落112本、ゆるみ48本、合計160本の異常を確認(ボルト総数4632本)したこと。
昨年のうちにすべてを補修し、3倍~6倍の安全率で安全であることが説明されました。
今後の安全対策としては、3ヶ月に一度、打音検査などの点検を実施するが、それにかかる費用は約5~600万円程度かかるそうです。


住民から不安の声があがっている
ー 天井板は撤去を


この視察をもとにして2月8日に県土整備部に両トンネルの安全対策について申し入れを行いました。
申し入れ内容は両トンネルの天井板方式をやめて、天井板を撤去すること。
緊急時に備えて、トンネル内でのラジオの受信状態の改善などです。
県の部長からは「撤去する考えはない」という回答でした。
参加者はトンネルを利用している地域住民から不安の声が上がっている。
高校生が歩いて通学している愛宕山トンネルなどは特に改善が必要だ。
市町村が管理しているトンネルについては、なかなか点検が困難であるので県の支援をお願いしたい。などの要望がだされました。


新設のトンネルはどうなっていますか?


新御坂トンネル、県にトンネルの安全対策を申し入れ県にトンネルの安全対策を申し入れ

私(秋山)は、こういう天井板方式というのは、最近つくられたトンネル、あるいは建設中のトンネルについては採用されているのかどうか質問しました。
その、やり取りの中でハッキリしてきたことは、いま天井板方式というのはあまりやられていないということ、全国的には天井板方式はなくなっていく方向だということでした。
県としてはいまは撤去する考えがないようです。しかし災害時の不安要素でもありますので、「天井板をなくして」の声をさらに声をあげていきましょう。