早いもので、私が議員にならせていただいて、1年が経とうとしています。
みなさんのご支援ほんとうにありがとうございます。
不十分な点も多々ありますが、みなさんの声を政治に届け、その実現をめざす一この仕事を、今後もしっかりやっていきたい、と思います。
9月議会は、9月7日に開会し、24日に閉会となりました。
私は9月8日に一般質問を行い、高齢者の孤立の問題、水道の問題を取り上げました。
その内容については、今後お伝えしていきます。今回は、7日に行われた条例案などの審議内容について、報告します。
7日に町から提案された条例案のなかに、富士河口湖町立学校設置条例の一部改正がありました。
内容は、条例で定められている9つの町立小学校、4つの町立中学校のなかから、「精進小」と「上九一色中」の2校を削除する、というものです。
採決の結果、この改正案は成立し、精進小と上九一色中の閉校が正式に決まることになりました。
私は、いままで12月、3月、6月議会の一般質問のなかで、
①地域に学校がなくなれば、地域の存続が難しくなり、子どもや保護者の通学の負担が大きくなること、
②結論は、住民の意見によって決めること、
など、町による一方的な統合には反対する立場で主張をしてきました。
今回の条例案に対しては、反対の立場は取りませんでした。
それは、精進・本栖地区については、7月10日の住民説明会などの場で、保護者、住民のみなさんが、精進小と勝山小、上九中と勝山中との統合に合意するという結論を出したことが1つの理由です。
しかしながら、上九中の統合については、7月16日の住民説明会のなかで、富士ヶ嶺地区の保護者の方から、「統合に合意したとは言っても、決して勝山中に行きたくて決めたわけではない。やむをえず決めた。」という発言がありました。
私は、条例案の審議のなかで、次のような発言をしました。
①上九一色中の存続が困難な状況のなかで、勝山中に行くことをやむなく決めた、そういう方もいるということを忘れずに、ていねいに今後の対応にあたっていただきたい。
②上九一色地区から勝山へ通学する、というのは、大変な負担。スクールバスの時間、場所などについて、保護者や子どもたちの希望をよく聞いて、少しでも負担が軽減するように対応を。
7月17日の富士ヶ嶺での住民説明会では、3月の説明会に引き続き、富士豊茂小を残すべき、という発言が、保護者や住民の多数の方から出されました。
しかしながら町は、平成24(2012)年度以降に勝山小と統合するという方向を打ち出しています。
「学校を残したい」という保護者、地域住民のみなさんの声を行政に届け、富士豊茂小の存続のために、みなさんと力を合わせてがんばる決意です。
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