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山下としおニュース18号
2011年5月15日

こんにちは山下です

町内商工業者向けの新しい融資制度が始まりました

4月27日の臨時議会で条例案が可決


 4月27日の臨時議会で、「富士河口湖町商工振興災害対策資金貸付条例」が全会一致で可決されました。
これは、災害により、経営が悪化した町内の観光業者、商工業者に対して、新たな融資制度をつくり、その経営の安定をはかることを目的とするものです。
 私は、今年3月議会の予算特別委員会などにおいて、震災以後、経営が急激に悪化している観光業者や商工業者の声を聞き、必要な支援を行うよう求めました。
今回の制度は、業者のみなさんの声をふまえてつくられたものですが、もともと地域経済が悪化しているなかで起こった震災であり、さらなる支援が求められます。


町が保証料の半分、利子の7割(3年間)を補助


具体的には、山梨県信用保証協会と契約をむすんだ金融機関を通して、事業資金の貸し付けを行います。
町は、融資を受ける事業者が支払う信用保証協会への保証料の半分、また3年間だけ利子の7割を補助します。
この制度のおもな内容は次のとおりです。


【利用できる事業者】


・町内に住所を有し、町税の滞納がない方
・災害の発生後、原則として、最近1ヶ月間の売上げ高などが、前年同期に比べて20%以上減少しており、その後2ヶ月間も同様の減少が見込まれる方

【貸付金額】1事業者に対し、1,000万円以内
【貸付期間】6年以内  【貸付利率】固定 2%
【保証料・利子の補助】保証料の半分、利子の7割(3年間)を補助


なお、融資を受けるには、このほか必要な条件もあります。
詳細については、町観光課(72-3168)、河口湖商工会(73-1122)にお問い合わせください。


岩手にボランティアに行ってきました

岩手県陸前高田市被災状況の一部

 4月30日から5月5日まで、岩手県陸前高田市へ、ボランティアに行ってきました。
少しでも被災者のみなさんの力になりたい、実際に自分の目で見て、今後できることを考えたい、という思いで参加しました。
 陸前高田市は、マスコミでも報道されているように、市のほとんどが津波による甚大な被害を受けたところであり、あたり一面が、壊れた建物や道路、ガレキの山でした。(上写真)

現地では、支援物資の仕分け、津波被害にあった自宅の片付け、保育園のグラウンドの地ならし、など、被災された方の要望にこたえる活動に取り組みました。 作業をするなかで、被災された方の大変さ、つらい思いをお聞きしました。

岩手県陸前高田市保育園のグランドの地ならし

同時に、仕事も家もなくなり将来に展望がもてないなかで、みんなで支えあい、一日一日を一生懸命に生き抜いている姿にも触れました。

(津波でデコボコになった保育園のグランドの地ならし→)



さらなる人的、財政的支援が求められている


しかしながら、被害が大きすぎて、被災者のみなさんの努力にも限界があります。
様々な面での全国からの支援が行われていますが、今後さらなる人的、財政的支援が必要となっていることを強く感じました。
たとえば、介護が必要だが十分にサービスを受けられない、という方がいました。犠牲になられたケアマネさんやヘルパーさんも多いそうです。さらなる介護スタッフの派遣も求められています。 また、農業や漁業従事者の方のほとんどは、仕事を失っています。

当面の仕事をつくること、農業や漁業の再開のための公的な支援が求められていると感じました。
被災から2ヶ月たったいまでも避難所生活をされている方が多くいます。

岩手県陸前高田市仮設住宅の建設

私が行った地域では、避難所となっている小学校のグラウンドに仮設住宅の建設が始まっていました(右写真)。
地域によって、この建設が遅れているところもあります。
希望者全員が入れるよう、早期の建設のための支援もつよめる必要があります。


できれば生まれ育ったこの地で、もう一度暮らしたい・・・


 2日目に、漁業をされていて、家も船も流されてしまったという方のお手伝いをしましたが、その方(Kさん)が、その日の作業終了後に、「市民の森」という陸前高田の景色が一望できる展望台に連れていってくれました。

岩手県陸前高田市

その景色は大変美しいものでしたが、同時に津波の被害のようすも見ることができました。(右写真)
 Kさんは、「できるものならもう一度ここで漁業をやって、昔のように暮らしたい。 ここは本当にいいところだから」と話していました。
私は、その言葉を聞いて、復興までには、長くつらい時期が続くだろうけれど、被災者のみなさんがいま、力を合わせて復興に向けて歩きだそうとしている、少しでもそのための力になれたら・・・と思いました。


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