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山下としおニュース22号
2011年7月31日

こんにちは山下です

放射線の不安から住民の命と健康を守る対策強化を
6月文教社会常任委員会などで町に求める


県では、甲府市で毎日、放射線の測定が行われ、結果が公表されており、その数値は、原発事故前の数値とほぼ同程度です。
しかし、東京都や千葉県などでは、局地的に高い放射線量が計測されている地域もあり、測定場所をできるだけ細かく設定する必要があります。
 県内では、富士吉田市、忍野村、大月市、上野原市、西桂町、昭和町、笛吹市などが、独自に測定器を入手し、測定を実施(または実施予定)しています。
私は、6月10日の文教社会常任委員会での質問、または、環境課に出向き、当町でも町独自の測定を行うこと、県に対して測定場所を増やすよう要請すること、などを求めてきました。
 しかし、町の回答は、町として測定する計画はない、県に問い合わせたが測定場所を増やすのは難しいという回答であり、要請するつもりはない、というものでした。


県により、町内3ヶ所で、放射線測定が行われる
 今後、町独自でも測定器購入を検討 住民の声が町を動かす


 7月14日の山日新聞に、山梨県が全市町村で放射線測定を行うことが報道されました。
富士河口湖町では、7月25日、富士豊茂小、西浜小、船津小の3か所において測定が行われました。
 その結果は、次のとおりです。
(県ホームページで公開。町ホームページからも見れます)

測定日 測定場所 線量率(地上1m) 1時間あたり 線量率(地上5cm) 1時間あたり
7月25日 富士豊茂小学校 0.049マイクロシーベルト 0.051マイクロシーベルト
7月25日 西浜小学校 0.041マイクロシーベルト 0.045マイクロシーベルト
7月25日 船津小学校 0.044マイクロシーベルト 0.041マイクロシーベルト

また、今後町は独自に放射能測定器を購入し、町内の学校、保育所などを中心に測定を行うことを検討している、ということです。
とりわけ子育て世代のみなさんの切実な声が町を動かしています。
 しかし、内部被爆への不安が広がるもとで、町内産の農産物、給食の食材の検査などが求められていると思います。
今後、対策強化を求めていきたいと思います。


富士豊茂小体育館の耐震化を早急に
6月議会一般質問で町に求める


 文科省は、昭和56年5月以前に建てられた学校施設のうち、Is値(建物の強度、ねばり、形状、経年状況などを調べて計算した耐震化のめやす)が0.7に満たない施設については、耐震化工事を行うよう、市町村に指導しています。
 現在、町内小中学校において、この基準を満たしていないのは、富士豊茂小体育館と、湖南中校舎のみとなっています。
そのうち、湖南中校舎については、今年度に設計を行い、来年度から工事に入ることが決まっています。
 しかし、富士豊茂小体育館については、耐震診断が平成18年に行われ、耐震化工事が必要と診断されたにも関わらず、いまだ工事が行われていません。
現在、体育館は、大規模地震の際に倒壊する危険性が高いため、使用が禁止されています。
そのため、保護者からは、授業で使用できないのは困る、という声があがっています。
富士豊茂小体育館は、災害時の避難場所にも指定されています。
そして何よりも、子どもたちが体育館を使用できない状態で放置されている、というのは、教育上大問題です。
私は、6月議会一般質問において、早急に耐震化工事を行うよう求めました。


早期の耐震化に向けて検討に入っている
学校教育課長が答弁


 学校教育課長は、答弁で、富士豊茂小の体育館は、学校施設としてだけでなく、地域のスポーツ施設として、また、災害時の避難場所として指定されているため、県の学校施設課とも相談しながら、早期の耐震化に向けて検討に入っている、と述べました。

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