前号に引き続き、9月議会で行った一般質問についてご紹介します。
一般質問②
原発に代わるエネルギーをどうするのか、という問題があります。
地球環境問題も考えれば、自然をいかしたエネルギー政策に切り替えていくことが求められます。
環境省の推定によれば、現在の日本において、実際にエネルギーとなり得る資源量は、太陽光、水力、地熱、風力だけでも、20億キロワット以上で、これは、日本の原発54基の発電能力の約40倍なのだそうです。
全国の自治体、NPO、市民団体などにおいて、さまざまな取り組みが行われていますが、大事なことは、その地域の資源をいかすという視点だと思います。
県内では、たとえば早川町における間伐材などを活用したボイラーを町営温泉施設に導入する取り組み、都留市における小水力発電の取り組みなどが行われています。
また当町では、太陽光発電設置への補助、県により大石地区における小水力発電、などの取り組みが行われています。
今後さらに当町の豊かな資源をいかしたエネルギー導入をめざしていくために、専門家や地域住民の知恵や意見も集めながら、さらなる調査研究をすすめていく考えはありますか。
答弁要旨(環境課長)
当町では、平成17年度に経済産業省の全額補助により、富士河口湖町の地域特性をふまえた新エネルギー導入に向け、計画を作成しました。
そのなかで、小水力発電については、若彦路の湧水が利用可能であるとの結果を受け、県と協議し、現在、実施を始めています。
富士ヶ嶺バイオセンターでは、すでに家畜のふん尿を活用しています。それに、食品廃棄物を添加し、効率を上げていく(静岡県伊東市で実施している)ことも研究しながら、環境保全に向けて取り組んでいきたいと考えています。
8月終わりから9月にかけて、当町にも大型台風による影響をもたらしました。
とくに、台風15号が当町に接近した9月21日には、一時、精進地区において避難勧告が出されました。
幸いにも勧告は、すぐに解除され、避難された方はご自宅に戻られたそうです。
また、大雨により、各地で道路冠水の被害が発生しました。私も、町内の見回りを行いましたが、船津地区において、道路冠水により車が動けなくなっている方がいました。
近所の方と車の牽引をお手伝いしました。
このほか、浅川地区や西湖地区などで道路への倒木がありました。
すぐに町役場に連絡し、対応を求めました。
∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞
雇用、中小企業の資金繰り、医療・福祉の困りごと、生活保護、教育、子育て支援、農業など…1人で悩まず、ご相談ください。
連絡先は次のとおりです。
山下利夫 TEL・FAX 0555-72-3574