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山下としおニュース2012年2月号外
2012年2月

こんにちは山下です


日本共産党町議会議員
山下としお議員活動報告


地域活性化、より住みやすいまちに

12月議会で可決した議案、一般質問の内容を紹介します


昨年12月13日から21日まで行われた12月議会。
このなかで、可決した議案のうち、くらしにかかわる主なもの、また、山下が行った一般質問の内容も紹介します。


12月議会で可決したおもな議案・補正予算

①こもも保育所の駐車場用地購入費(1,000万円)
②上九一色地区からの町営バスの燃料代増額など(130万円)
③浅川、河口、大石地区への側溝設置、船津地区4ヶ所への浸透ます設置費用など、雨水対策工事費(1,700万円)
④大石地区農産物直売所の整備費(141万円)
⑤町有施設の指定管理者の指定
(河口湖美術館、ハーブ館、自然生活館などの管理を、ふるさと振興財団に。
ハーバル工房、小立ふれあいこども館の管理を、町社協に。)


一般質問①


町内巡回バスの実施を


質問

船津、小立、勝山地区南部には路線バスが通っていない。
また、上九一色地区からの町営バスの充実を求める声もある。
富士吉田市が実施しているように、町の財政負担で、駅、公共施設、病院などを結ぶ巡回バスを実施しては。


答弁

デマンド交通システム導入意識しつつ検討


政策局長

デマンド交通システム(自宅近くまできめ細かくバスなどを運行する方式)の導入も意識し、検討する。


※同日の佐藤議員の質問に、「上九一色から日赤病院へのバスを1週間5往復から8往復に増やす」という答弁もありました。


一般質問②


住宅リフォーム助成制度実施を


質問

住宅や店舗のリフォーム費用の一部を自治体が補助する「住宅リフォーム助成制度」は経済効果が高く、さまざまな業種の業者さんの仕事を増やすことにつながり、リフォームしたい方にとっても大きな支援となる。
当町でも実施しては。


答弁

地域活性化に有効 実施に向け取り組む


都市整備課長

地域経済活性化のために有効と思われるので、実施に向け取り組む。
 景観に配慮した制度にするため、景観計画を策定予定の2012年秋頃の実施をめざす。


一般質問③

臨時職員の労働条件の改善を

質問

「同じ仕事をしているのに、正規と臨時職員の待遇の差が大きい」「何年仕事しても賃金はそのまま」などの声にこたえ、臨時職員の賃金に、「経験加算」(経験や技能などに応じて賃金を加算する)を導入しては。


経験加算の導入は、考えていない

総務課長

 

当町の臨時職員の賃金は、人事院の定める最低基準を上回っており、経験加算を取り入れることは、いまのところ考えていない。


一般質問④

富士ヶ嶺地区に食料品、 日用品の買えるお店の再開を

質問

 

富士ヶ嶺地区は、Aコープが閉店し、近くに食料品や日用品が買えるお店がなくなり、住民は不便な思いをされている。改善のための検討を。


地域の皆様と相談する場をつくり、検討する

町長

 

日用品も扱う農産物直売所の開設、食料品などの移動販売車の導入について、地域の方と相談する場をつくり、現状をよくつかみながら、検討していきたい。


一般質問⑤

学校の統廃合計画の見直しを

質問

 

学校の統廃合計画は、白紙に戻すことも含め、住民の声をよく聞いて見直しを。

町長

 

適正配置審議会の答申にもとづく統廃合計画を基本にしつつ、地域住民や保護者の声をしっかり聞き、より充実した教育環境をめざし取り組む。

再質問

 

地域に学校があってこそ移住者も増える。地域、保護者の多数の声をふまえた対応を。

一般質問⑥

精進湖活性化協議会の移住促進の取り組みは

質問

 

精進湖活性化協議会が行っている古民家を活用した移住促進の取り組みは、どのような内容か。
また、富士ヶ嶺地区に、2棟分の土地が確保されていると思うが、町営住宅の建設を検討してはどうか。

  

古民家1棟の長期貸し出しが決まった

企画課長

 

精進湖活性化協議会は、平成19年に発足し、空き家の有効活用や移住促進の調査研究などに取り組んできた。
そのなかで、2棟の古民家を、田舎暮らしの体験施設として改修整備し、多くの県外者が宿泊体験をされてきた。
このうち1棟は、長期貸し出しが決まった。町営住宅については、空き家対策や新築住宅への補助制度などを引き続き実施しつつ、状況を良く見ながら検討していく。


浜岡原発の永久停止を求める請願を採択

「浜岡原発の永久停止を求める意見書の提出を求める請願」を、昨年12月21日の本会議で採択しました。
賛成14、反対3でした。私も、紹介議員になり、賛成しました。 
この請願には、720筆の署名が添付されていました。
署名という形で示された皆様の声が、採択への大きな力となったと思います。
なお、採択後、この請願にもとづく意見書を、町議会から、政府と国会に提出しました。


1月28日に震度5弱の地震発生

1月28日、町内で震度5弱、その前後と29日にも、震度3~4の地震がありました。
私も町内の見回りを行いました。
また、31日の議員協議会では、町より、河口湖美術館のガラスにひびが入ったため、今後修繕するとの報告がありました。


12月議会 文教社会常任委員会での質問


介護保険制度の改正にどう対応するか

質問

 

2012年度から介護保険制度が変わり、町の判断で、「要支援1・2」の方は、介護保険外のサービスで行うこともできるようになるが、対応は。

「要支援1・2」の方は
保険外サービスで行う方向

健康増進課長

 まずは体制を整備して、介護保険外のサービスで行う方向で検討している。


いままでどおり介護保険サービスで行うべき

再質問

 

保険外だと、専門職のヘルパーなどによるサービスが保障されなくなる可能性がある。
いままでどおりのサービスを受けられるようにすべきでは。

健康増進課長

 

介護保険の会計は、年々大変になっている。
必要なサービスは提供しつつ、皆で支えあう体制づくりをすすめていきたい。


12月議会 産経土木常任委員会での質問


若彦路に横断歩道の設置を

質問

 

若彦トンネルから河口湖への県道719号線には、横断歩道が1つもない。小学生の通学路になっており、早急な設置を警察に要請するべきではないか。
都市整備課長 PTAからも陳情が上がっている。防災対策の関係もあるので、相談のうえ、警察への陳情を上げていきたい。


フォレストモール北側の町道の安全対策を

質問

 

勝山の「もろこし街道」から入り、フォレストモール北側へ向かう町道で、事故が多発している。
より見やすい看板の設置など、安全対策の強化を。

都市整備課長

 町担当と警察とで協議し、看板を設置した。
信号をつけるには交通量が少ないため、より見やすい看板の設置などについて、さらに協議していく。


昨年9月議会での山下の一般質問、決算の討論などについて紹介します

 

①最も危険な浜岡原発は廃炉に

浜岡原発は、東海地震の想定震源域の真上にあり、当町にも大変な影響が予想されます。
浜岡原発は廃炉にすべきであり、町長の見解を問いました。
町長は「浜岡原発は、危険性のある原発であり、慎重な対応が必要だが、廃炉にするかどうかは、国の問題であり、広く十分な検証が必要」と答弁しました。


②当町に合った自然エネルギー導入研究を

当町でも、太陽光、小水力発電などの導入が行われています。
自然エネルギー導入のさらなる研究をすすめていく考えがあるかどうか問いました。
環境課長は「調査研究を行い、若彦路の湧水を活用した小水力発電の実施を始めた。
富士ヶ嶺バイオセンターでの家畜のふん尿の活用に、食品廃棄物を添加し効率を上げることも検討している」と答弁しました。


③放射線量の測定値の公表を

町は、保護者の強い声により、測定器を購入し、昨年10月より、町内の小中学校、保育所で、2週間に1回程度の放射線量測定を行っています。
測定結果は、町ホームページで公表されています。
質問のなかで、広報なども活用しての公表を求めました。


④給食食材への不安をなくす対策強化を

原発事故以降、給食食材は大丈夫なのか、という不安の声に答える取り組みをつよめるよう、求めました。
学校教育課長は、食品検査体制の強化を県につよく要望していく、などと答弁しました。
※山梨県は、今後、給食食材の放射線量検査を行っていく方針を1月に発表しました。


⑤より地域の実情にあった避難訓練に見直しを

土砂災害警戒区域の周知徹底と、より地域の実情に合うよう、避難訓練の実施方法の見直しを求めました。
管理課長は「警戒区域は、役場にて縦覧可能だが、さらなる周知を検討する。
2011年から避難訓練で、自治会ごとの避難者リストの作成など、新たな取り組みを行った。
訓練場所の見直しなども検討していく」と答弁。


委員会の傍聴が可能に

昨年9月議会より、常任委員会、予算・決算特別委員会についても、傍聴ができるようになりました。
これは、昨年6月14日に設置された議会改革推進特別委員会のなかで決定されました。
 私も、同委員会のなかで、次の2点を発言しました。

① 県内の議会の多くは、委員会の傍聴を原則可能としており、当町も、傍聴可能にすべきであること。
② 全員協議会も傍聴できるようにすべきであること。
(全員協議会は、いまも原則非公開)
なお、場所は本会議場奥の委員会室です。お気軽に傍聴にお越しください。


国保税の滞納が大幅増加 2010年度決算

 2010年度決算のうち、一般会計、国保特別会計の2つの決算について反対討論を行いました。
反対の理由は、おもに次の2つです。


① 2009年度に比べ、町税収入が約1億3000万円減り、町税の滞納額も約2500万円増えており、町民の家計を温める抜本的な施策が必要であること。
② 国保税の大幅値上げがあり、国保税の滞納額が2009年度より5000万円近くも増えたこと。


役職が代わりました


 昨年9月22日、役職の改選が行われ、次の役職になりました。
なお、今回から、常任委員会については、1議員につき2つに所属することになりました。


産経土木常任委員会委員 文教社会常任委員会委員、議会だより編集特別委員会委員
  地下水保全審議会委員  温泉事業運営審議会委員 湖南水道事業常任委員  
船津地区水道審議会委員 鳴沢・富士河口湖恩賜県有財産保護組合議会議員
河口湖南中学校組合議会議員


8、9月の台風で冠水被害

冠水した道路

 昨年8月終わりから9月にかけて、当町にも大型台風による影響をもたらしました。
とくに、大雨により、各地で道路冠水の被害が発生しました。
私も、町内の見回りを行い、排水溝などの設置について、町に対策強化を求めました。


                                               冠水した道路

 

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