12日より、6月議会が始まりました。一般質問は13日に行いました。 内容については、次号よりご報告いたします。
6月12日の本会議において、三浦康夫前議長が議長を辞職しました。
これは、新聞報道されたとおりですが、赤道を、条例上の許可を取らずに、使用料も納めずに、使用していたという問題の責任をとってのものです。
その条例とは、平成16年4月に施行された富士河口湖町公共物管理条例です。
第5条に、公共物(今回の場合は赤道)を使用する場合は、町長の許可が必要、とあり、第18条には、使用料を払う義務が規定されています。
前議長はこれらの条文に違反していたことになります。
6月4日に全員協議会が開かれ、当時の議長より説明と謝罪がありました。
その内容は、条例違反であったことを認め、謝罪したうえで、改めて許可申請を行い、町も受けつけた、というものでした。
他町議からは、「原状に戻したうえで許可申請を受け付けるべきだ」という意見が相次ぎました。
私は、「町公共物管理条例15条には、条例の規定に違反した場合、町長により原状回復の命令を出すことができるとあり、24条には、許可を得ずに公共物の使用などを行った場合は5万円以下の過料に処する、とある。
これらに基づいた対処はしたのか」と質問しました。
町は、これらの対処を行っておらず、「再度検討する」との答弁でした。
6日に再度、全員協議会が開かれ、町長より、前述の15条、24条の規定にもとづいた対処を行う、と説明がありました。
前議長も、町の決定に従う、と発言しました。
12日の本会議で、議長の辞職の件についての議案が提出され、15対1の賛成多数で可決されました。
私も賛成しました。そのあと、新議長に、外川正純氏が選出されました。
今回の問題は、条例を守る先頭に立つべき議員が、条例違反をしていた、という問題であり、議長辞職は当然のことだと思います。
同時に、条例違反があったときに、町として条例にもとづく対処をしていなかったことも問題でした。
今後も、どんな問題でも、良いことは良い、誤りはただす、という立場で取り組んでいきたいと思います。
6月10日、毎年恒例の船津地区ビーチバレー大会が行われ、私も応援で参加しました。
見事、地元の湖南町が総合優勝しました。
地域の交流の場として、体を動かし健康維持の場として、こういう取り組みは大切だと思います。
参加者が年々減るなど、苦労も多いことが心配ですが。
参加者のみなさん、運営にあたった自治会役員のみなさん、体協のみなさん、大変おつかれさまでした。
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