山下としおニュース48号
2012年9月23日

　朝晩涼しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。 今号より、9月議会で行った、私の一般質問の要旨をご紹介していきます。

一般質問①

雨水対策費の抜本的増額を

近年、当町でも、台風接近時などの集中豪雨が増えています。
これによって、町内のあちこちで、道路に大きな水たまりができ、通行に困難をきたす、ということが頻発しています。
町にも直接寄せられ対応されていると思いますが、私にも町民から、「通行に困る」「通学路が水浸しになり、子どもたちの安全にもかかわる。」という声が多く寄せられ、その都度、私も都市整備課に改善を求め、対応をしていただいています。
しかし、改善を求めても、なかなか改善されない場所が多く残されています。
たとえば高尾町、南台、湖南町、小立・八町屋線、浅川、富士ヶ嶺などです。
　同じ水たまりでも、状況は場所によって異なります。たとえば、浸透桝（しんとうます）や側溝がない、浸透桝があっても容量が足りず、すぐにあふれてしまう、側溝が泥などでつまっている、道路にデコボコがある、などさまざまです。
　これらの解決のために、浸透桝や側溝の設置や改修、道路の整備のための予算を増額することがつよく求められています。
しかし、こういった雨水対策などの予算は、年間おおよそ５０００万円前後となっており、とても足りない状況だと思います。
　そこでお聞きします。雨水対策、道路補修などの予算である「道路維持費」を抜本的に増額すべきではないでしょうか。

答弁（都市整備課長）

浸透(しんとう)桝(ます)、側溝設置工事費など1240万円を今議会で補正

地区の自治会長さんなどよりいろいろな要望があり、そのつど要望場所を担当が確認し、安全上、緊急性の高い場所から対応をしています。
今9月議会補正予算で、浸透桝や横断側溝設置などの雨水対策工事費1240万円を計上しました。（→9月11日に、補正予算が可決しました）
　今後は、町内の側溝や浸透桝の場所や改修時期などを調査し、雨水・排水計画をつくり、町民が安全に生活できるように、予算を計上していきます。

なお、再質問では、来年度以降も、道路維持費を増額することを求めました。
政策財政課長は、「道路維持費は国の補助がなく、多額の投資が困難ななか、相当の投資を行ってきた。
今後は、新規の道路建設事業から重点を移すことも視野に入れて、対応していく」などと答弁しました。

第1回富士河口湖町カヌー大会開かれる

　少し前の話になりますが、8月26日（日）、精進湖で開かれた「第1回富士河口湖町カヌー大会」に来賓として参加しました。
この大会は、カヌー競技でロンドンオリンピックに出場し大健闘された、富士ヶ嶺出身の渡辺大規さんの記念大会として、町主催により開かれました。
　午前中はカヌー教室、午後は大会が行われました。
参加者の小中学生のなかには、初心者の子もいたそうですが、とてもうまくパドルでカヌーを漕ぎ、見事にゴールしていて、驚きました。
こういう取り組みも通して、カヌーをする子どもたちが増え、カヌー人口が増えていくよう、応援していきたいと思いました。

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