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こんにちは山下です

山下としおニュース55号
2013年1月13日


2013年がスタートしました。
 今年も、町民のみなさんの要望の実現、困りごとの解決、誰もが住みやすいまちづくりのために、力を尽くしていきたいと思います。
また、地域の活性化のため、憲法や暮らしを守るため、被災地の復興のため、より多くのみなさんとつながり、積極的に行動していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

  以下、前号に引き続き、昨年12月議会での私の一般質問の大要をご紹介していきます。


一般質問②

いじめ問題の実態把握を

全国各地でいじめ自殺が起き、多くの方が心を痛めています。当町でもいじめの問題があると聞いています。
今日のいじめは、悪質化しており、多くのいじめの被害者は、その後の人生を変えてしまうぐらい傷を負い、社会に出られなくなるなど苦しんでいます。
今日のいじめは遊びやふざけとは違い、暴力であり、人権侵害だと思います。そういう認識に立ってこの問題に正面から向き合い、解決を目指すことが求められています。
もちろん教育は、学校や保護者などが主体となって担うものであり、教育行政には、学校現場の状況をよくつかみ、必要な支援を行うことが求められます。
最近、文科省の調査で、2012年4月から9月の全国のいじめの認知件数が14万4,000件であったと発表されました。
2011年度1年間の件数約7万件の2倍以上です。山梨県は2,547件で、2011年度の1年間の約4倍でした。
これは、問題意識が高まり、より正確に現状をつかもうと、全国で努力された結果ではないかと思います。
9月議会の親樹会の質問への答弁では、当町におけるいじめは1件で、それは解消したということでした。
しかし、町内の保護者の話を聞けば、実態とは異なる数字のように感じます。
「かつて学校で嫌な思いをして、ひきこもりになっている」などの声を聞きますが、教育委員会はどのようにお考えでしょうか。
ある学校関係者は、「いじめの事実をアンケートに記入するのはなかなかできないこともあるので、アンケート項目に工夫をしたり、 日頃、教師が子どもの状況をよく見て、小さなことも見逃さないようにしている」といわれていました。
学校現場では、どこでもそういう努力をされていると思います。
教育委員会として、学校や保護者の声をよく聞いて、実態をできるだけ細かくつかんでいくことが必要だと思いますが、教育委員会として、どのような努力をされているか伺います。


教育長答弁

少人数教育の継続、学校・家庭・教育委員会の連携をはかる
いじめの情報があれば、早急に対応する

すべての学校、職員がいじめを自らの問題として受け止め、学校全体で徹底して取り組むこと、児童生徒が楽しく学びいきいきした学校生活を送ることができるようにすること、いじめは絶対に許さないことを児童生徒に認識させること、などが大事だと思っています。
具体的には、少人数教育、きめ細かな指導のための町単独教諭の配置を継続していきます。
また、月1回の定例の町校長会で、いじめについての情報交換をするなど、学校、家庭、教育委員会、教育センターの連携をはかり、体制づくりをしていきます。
いまは、教育委員会としては、町立小中学校でのいじめは確認していません。
しかし、いじめの情報があるようであれば、早急に対応したいと考えています。


再質問

教育委員会として、いじめの前の段階からつかむ努力を


いじめは、大人のわからないところで行われ、子どものサインがあったときには、かなり悪化していることが多い。
きちんと確認してから、ではなく、その前の段階(たとえ小さな変化であっても)から、つかんで対応していくことが大事だと思います。
教育委員会として、学校や保護者の声を聞いて、そういう努力をさらに求めたいと思いますが。


教育長答弁

担任の先生、保護者に、早めの対応をよびかけている

各学校では、アンケート項目を、「クラスの人に嫌なことを言われたり、からかわれたりすることがありますか」「あなたは自分のことが好きですか」など、子どもが回答しやすいような工夫を行っています。
また、保護者にも、子どものサインを見逃さないようによびかけ、アンケートなども行っています。
それらの内容は、教育委員会としても報告を受けています。
また、各学校では、日常のなかで、担任の先生が、自分の受け持ちの子のようすを注意して見守り、いじめの気配があれば、早めに対応する、そういう意識をもっていただいています。


再質問

学校の先生、保護者が気軽に相談できる体制づくりを

現場の先生や保護者の努力には、敬意を表します。
私は、それだけに、現場の先生や保護者の方が、抱え込んでいるケースも少なくないのではないか、と思います。
保護者の方ですと、地域のつながりなどもあって、なかなか相談ができなかったり、学校の先生ですと、多忙などにより対応が困難であったり、ということを聞きます。
そこで、教育委員会には、気軽に相談できるような体制づくりを求めたいと思います。
地域の児童委員さんなどとの連携も大事かと思いますが。


教育長答弁

二者(三者)懇談を実施 教育センターなどと連携

先生と児童の二者懇談、保護者も加わっての三者懇談を、2学期の終わりにやっています。
そのなかで、いじめの話題は出てきていません。
当町には、教育センターもあります。
今後、しっかり各関連機関と連携をとっていきたいと思います。


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