山下としおニュース56号
2013年1月27日

富士ヶ嶺地区の診療所設置の
予算、条例が議会で決定！

寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
　さて、1月24日、臨時議会が開かれました。
このなかで、富士ヶ嶺地区における診療所設置のための工事費などの予算約１７００万円、 また、診療所（正式名称は「富士河口湖町立富士高原診療所」）の設置・管理に必要な条例が全会一致で可決されました。
　いうまでもなく、診療所の設置（再開）は、富士ヶ嶺地区のみなさんが強く要望してこられたことです。
日本共産党もその実現を強く求めてきました。
また、この間、地区のみなさんが、町担当課も加わるなかで検討を重ねてこられたものであり、これが正式に決定したことをうれしく思います。
　臨時議会の3日前、1月21日の全員協議会で、町より説明があった際に、診療所の開設時期について聞きました。
回答は、「今年4月を予定しているが、準備に時間を要するため、少し遅れる可能性もある」とのことでした。
　診療所は、上九一色コミュ二ティセンター内に設置、診療日は、毎週月曜日（祝日・年末年始をのぞく）となるそうです。
くわしくは、町健康増進課（７２－６０３７）にお問い合わせください。

以下、前号に引き続き、12月議会での私の一般質問を紹介します。

一般質問③

大橋通り(県道富士河口湖・富士線)の
渋滞緩和を

県道富士河口湖・富士線、いわゆる大橋通りの渋滞が、町民生活に支障をきたしています。
通常の土日や通勤時間帯は慢性的に渋滞し、とりわけ紅葉まつりのときには、東恋路の交差点から渋滞の列ができ、通行が困難な状況でした。
この県道の渋滞緩和は、以前から町民の多くから出されている要望であり、県も最近、インターネットなどで調査を行い、県道で渋滞が頻発する地点をピックアップしました。
その中には、この県道富士河口湖・富士線の乳ケ崎南交差点も含まれていました。
しかしながら、県はそういう認識があるにもかかわらず、紅葉まつりの渋滞する時期にこの県道の工事を行い、そのことでさらに渋滞を悪化させていました。
またこの県道は、下水道工事、電線の地中化、歩道改修などが別々の時期に行われるなど、頻繁に工事が行われ、近隣の住民の生活にも支障をきたしています。
富士河口湖・富士線は県道ではありますが、多くの町民が利用する生活道路であり、当町への観光客も通行する道路です。
町として、町民が住みやすい町にしていくために、また、観光客が訪れたくなる町にしていくために、町として、県や関係機関との連携を図り、渋滞緩和を図っていくべきではないでしょうか。
　そこで伺います。県道の工事はできる限り、イベントなどで渋滞が予想される時期には行わないこと、工事は効率的に行うことを、県に要望していただきたいですが、いかがですか。
また、渋滞緩和のためにも、乳ケ崎南の交差点に、右折信号を設置してはいかがでしょうか。

都市整備課長答弁

乳ヶ崎南交差点の右折信号設置、
警察署が検討すると回答

大橋通りの渋滞については、町も把握し、苦慮しています。
町のイベントなどの情報を提供し、県との連携を密にしていくとともに、工事の時期、内容など効率的に実施できるよう、県に要望していきます。
また、昨年、富士吉田警察署を訪れ、右折信号設置をお願いしました。
その際、警察署から、右折レーンの距離などもかんがみ、県とともに検討していく、との回答を得ました。

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