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こんにちは山下です

山下としおニュース57号
2013年2月3日


新御坂トンネルを視察しました


新御坂トンネルを視察、至急改善が必要と感じました天井板の上部を見学。一番手前が私です。

1月24日、日本共産党のえんどう昭子参議院山梨選挙区候補、小越智子県議と一緒に、国道137号の新御坂トンネルの視察に行ってきました。
 ご存知の通り、新御坂トンネルは、12月に、天井板が崩落するという大変な事故が起こった中央道・笹子トンネルと同じ、つり下げ方式の天井板が設置されています。  最初に、県の担当者に次のような説明を受けました。


新御坂トンネル天井板の構造は


・天井板は、1967年の開通時、2778mの全線に設置された。
・天井板には、小さな空気穴がある。トンネル両側の送風機から、空気穴を通して風を送り、トンネル内を換気。
・天井板の重さは、1枚約58kg(笹子トンネルは1枚1.2トン)。設置枚数は13899枚。
・つり金具は約3000本で、1本につきアンカーボルト2本(6236本)で固定。トンネル端部にも固定金具4632本があり、これらによって、天井板を固定している。


天井板の点検状況は

・いままでは、国の要領に基づき、2~5年に1回程度の点検を行ってきた。しかし、端部の固定金具の点検は行っていなかった。
・笹子の事故を受けて、昨年12月に緊急点検を行い、1日20人体制で、すべてのとめ具の打音検査などを実施。
点検していなかった端部を中心に、合計163本の脱落(サビなど)、ゆるみを発見。すべての補修を行った。
・これにより、安全性は確保されたと判断。


新御坂トンネルつり下げ方式の天井板を上から見たようす。つり下げ方式の天井板を上から見たようす。打音検査などの点検も、ここに上って行われているそうです。

今後の対応は

・県として独自に、天井板の点検を3ヶ月に1回行い、異常があればすぐに補修する。
・県内トンネルの維持管理計画を策定する。
・将来的には、国などの状況見ながら、天井板の撤去(換気方法の変更)も検討。




すみやかに天井板の撤去を


 安全性が確保されたといいますが、地震などの影響は検証されていません。
また、点検費用は、1回に約500万円かかるそうです。
天井板を撤去し、ジェットファン式換気システムの導入などを急ぐことが必要だと感じました。


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