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山下としおニュース2013年4・5月号外
2013年4月2日

こんにちは山下です

3月議会での質問内容などをご紹介します。
この号外では3月議会の内容をまとめて報告しているので、今までの山下としおニュースと内容が一部重複します。ご了承下さい。

ページ内目次→2013年3月議会、共同で実現2012年12月議会報告新御坂トンネル天上板撤去へ生活相談受付中


3月議会が終わりました

みなさんとの共同で実現へ大きく前進!

3月議会で決まったこと、山下の質問内容などをご紹介します。


道路の痛み・水たまりの改善を進める予算決まる

大雨で水たまりとなった町道大雨で水たまりとなった町道

3月議会の一般質問で、私は、町内の道路や橋梁などの安全点検、補修を早急に行っていくことを求めました。
都市整備課長は、「『舗装・トンネル長寿命化計画』などをつくり、町道の危険箇所の点検を行っていく。 これにより、国の補助が受けられるので、2014年度以降、順次補修をすすめていく」と答弁しました。
さらに3月議会では、大雨時にできる道路の水たまりの改善(側溝や浸透升の設置など)を行っていくための「雨水・排水対策計画」作成の予算も決まりました。


国の補助を待たず、早急に補修を

いままで私も、町民のみなさんからの要望を受け、昨年9月議会などで、生活道路の補修、雨水対策の強化のための予算を抜本的に増やすことを町に求めてきました。
生活道路の改善に向けて一歩前進です。
再質問では、国の補助を待つことなく、町の予算で、傷んでいる道路の補修を早急に行っていくことを求めました。


防災マップ作成に補助


区や自治会が地域を歩き、危険箇所や避難場所・経路などを、自主防災マップにまとめるための費用の一部を、町などが補助する予算が決まりました。

指定避難所の充実を

予算特別委員会で、次の質問をしました。

(山下) 町指定の避難所が遠い地域がある。また、避難所の不足も予想される。民間も含めて、避難所の充実を。
(総務課長) 旅館やホテルなど、民間施設も含め、可能な限り避難所を指定できるよう努める。
(山下) マップ作成にあたっては、区や自治会まかせでなく、職員も支援を。
(総務課長) 職員も地域の一員であり、地域と連携して取り組む。


船津・小立・勝山地区内に、巡回バスを試運行へ


2013年度に、巡回バスを試運行する予算(636万円)が決まりました。
これは、路線バスの通っていない船津・小立・勝山地区中南部において、町民生活の便に供するために、試験的に運行を行うもので、私も、2011年12月、2012年9月議会などで質問し、実施を求めてきたものです。


町民のニーズが反映されるように


予算特別委員会で、次の質問をしました。


(山下) 運行時期と運行ルートは
(政策財政課長) まず交通業者などと協議することが必要で、早くても5~6月ごろになる。 役場を出発し、船津、小立、勝山地区の中南部のスーパーや医療機関を結ぶバスを、一日4回ほど運行する予定だが、最終案ではない。
(山下) 町民への周知、町民との協議が必 要だと思うが、どのように行うか。
(政策財政課長) 正式に決定すれば、広報 やチラシでの周知を行う。4月の事業説明会やパブリックコメントなどで、町民の意見を取り入れていきたい。
(山下) 町民の生活手段として、この巡回バスが活用されるように、町民の声をよく聞きニーズを反映させていくことを求める。


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いじめ解決めざし スクールソーシャルワーカー設置

2013年度に、町として、スクールソーシャルワーカー(以下SSW)を設置することが決まりました。
これについて、予算特別委員会で、次のような質問をしました。

(山下) SSWの設置目的は。
(学校教育課長) いじめや不登校は、子どもたちだけの問題でなく、家庭環境なども関係している。福祉推進課などとも連携して、相談活動などに取り組んでいくため。
(山下) 学校や先生の相談相手としても期待され、いじめなどの解決に大事な役割を果たすと思う。具体的には、どのような体制で、相談活動に取り組んでいくのか。
(教育長) 家庭と学校をつなぎ、子どもたちに必要な支援を行っていく。まだ人は決まっていないが、適切な人選をはかっていきたい。


町立小中学校いじめ件数32件
早期に実態をつかみ必要な支援を


私は、昨年12月議会の一般質問で、当町のいじめの実態と支援策について質問しました。
当時の教育長の答弁は「当町ではいじめは確認していない」というものでした。
私は、再質問で、保護者の訴えなども紹介し、いじめの実態を早い段階からつかみ、必要な支援を行っていくことを求めました。
3月議会では、他議員の質問に対して、「いじめについて今年2月に再度調査を行った。
発生件数ではなく、子どもの訴えに基づいた認知件数として集計した結果、32件であった。
早期発見、迅速な対応に努める」との教育長の答弁がありました。


いじめのない町をめざし、引き続き、町民のみなさんとともに、取り組んでいきたいと思います。


富士ヶ嶺診療所4月開設
本栖・精進への送迎も


無医村地区であった上九一色地区に、今年4月より、診療所が開設(再開)されることになりました。
上九一色コミュニティセンター内に、毎週月曜日(祝日・年末年始除く)開設されます。正式名称は、「富士高原診療所」です。(事業費774万円)
診療所の設置(再開)は、上九一色地区のみなさんが強く要望してこられたもので、日本共産党も実現を強く求めてきました。


本栖・精進から送迎バス運行予定


予算特別委員会で、次の質問をしました。

(山下) 富士高原診療所の開設、うれしく思う。ぜひ、本栖や精進の方もインフルエンザなどの予防接種が近くで受けられるように、送迎の実施など検討を。
(健康増進課長) 内科と小児科を設置予定で、予防接種も受けられる。本栖や精進への送迎バスの運行を予定している。
(山下) 無医村地区は、ほかにもあるが、せめて予防接種を近くの公民館などで受けられるように、検討できないか。
(健康増進係長) 医師会との関係もあり、今は、指定医療機関での実施で対応する。


住宅リフォーム助成制度の実施を

2011年3月、11月、2012年9月議会に続き、再度、一般質問で、住宅リフォーム助成制度の実施を求めました。
これは、民間住宅やホテル・旅館、商店などのリフォーム費用の一部を自治体が負担する制度ですが、町内業者の仕事を増やし、地域経済活性化のために有効で、県内でも実施自治体が急速に増えています。
また、富士山世界文化遺産登録に向けて、景観保全をすすめようという町民への支援ともなります。


町長「2013年度に実施要綱作る」

町長は、「景観形成や地域経済活性化にも有効であり、実施に向けて、2013年度内の要綱作成をめざす」と答弁しました。


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国保税の引き下げを


現在の当町の国保税額は、40代夫婦、子ども2人の4人世帯で、総所得300万円、固定資産税6万円の場合、年間約52万円という大変な負担額になっています。
一般質問で、高すぎる国保税の引き下げを求めました。町長は、「当町の医療費は、ほぼ横ばいであり、国保税の引き下げはできない。一般会計から繰り入れての引き下げも考えていない」と答弁しました。
国保会計への反対討論で私は、税額引き下げのために、減らしてきた国の負担を増やすよう国に要請することを求めました。


特定健診の受診率が26%に減少

また、一般質問で、次の質問をしました。
(山下) 特定健診(40~74歳)の受診率は。
(住民課長) 2012年度の見込みは25.9%。前年度の30.3%から減少の見込み。
(山下) 町民の命と健康を守るためにも、医療費を減らしていくためにも、健診は重要。受診率向上のために、基本健診の自己負担分の1500円を無料にするなど、町民負担の軽減をはかるべきでは。
(住民課長)2013年度より、基本健診の自己負担はそのままで、心電図を受けられるようにする。無料化は考えていない。


水道料値上げ 生活や営業が大変な方に減免措置を


昨年12月議会で、船津・小立・勝山地区の水道料金を値上げ(7月請求分より)する条例が成立しました。
たとえば、一般家庭にもっとも多い、メーター口径13mm、20立法メーターの使用量で、640円から850円に値上げとなります。
また、使用水量や口径が大きいほど、値上げ額は大きくなります。


予算特別委員会で、次の質問をしました。
(山下) 生活や営業が大変な方に、給水条例33条の減免規定を適用していくべき。
(水道課長) 条例の規定に基づいて徴収する。生活困窮者には、別の手段を検討する。


町内の歴史、文化資源をいかして地域活性化を


一般質問では、富士山世界文化遺産登録をめざしているこの機会に、町内の構成資産、町文化財、それ以外の歴史・文化資源をいかして地域の活性化、観光振興をはかっていくことを求めました。
そのために必要なのが、ガイドの養成であり、町として、民間の取り組みへの支援など、系統的にガイド養成をすすめていくことを求めました。
政策財政課長は、「ガイド養成は、歴史、文化の多様性に対応してすすめることが必要。まずは民間の活動のネットワーク化をはかることがのぞましく、情報交換をすすめていきたい。
町主催の歴史・文化財講座を2013年度にも開催する」と答弁しました。


2013年度予算への反対討論行う

町民生活はますます深刻に家計をあたためる施策充実を

3月議会最終日の3月22日、2013年度予算のうち、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、一般会計への反対討論を行いました。
その要旨は、次のとおりです。
①2013年度予算案には、町民の声を反映した予算(おもて面でその一部を紹介)も多く含まれており、それらはぜひ実施を。
②民間の平均給与は、ここ10年で約50万円も減少し、国により、年金支給額の削減、年少扶養控除の廃止など行われ、さらに消費税増税も実施されようとしている。
景気低迷や尖閣問題などにより打撃を受けている観光業者、飼料代高騰などで経営がさらに圧迫されている畜産・酪農家の実態も深刻である。
このような情勢のもと、町として、福祉灯油の実施、国保税や介護保険料の引き下げなど、町民の家計を直接あたためる施策の充実を。
③避難場所の充実、危険箇所の改善など、防災対策のさらなる強化も必要。


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2012年12月議会報告

ここでは、昨年12月議会での質問内容をご紹介します。


河口湖駅周辺の歩道整備は

(山下) 河口湖駅周辺は、歩道の整備が不十分なところがあるが、今後の整備予定は。
(都市整備課長) 用地交渉など行ったが、様々な困難があり、見通しはたっていない。
(山下) 歩道設置が困難な場所にも、安全対策の検討を。


町営住宅北八津団地の改修を

(山下)北八津団地の痛んでいる部屋の改修を再三要望しているが、なかなか進まない状況である。予算の増額を。
(町長) 予算編成のなかで、優先順位をつけて検討する。
⇒2013年度予算に、「公営住宅長寿命化計画」策定の予算が盛り込まれ、町営住宅の改築などを検討していくことになりました。


農産物直売所への支援を

(山下) 個人の農産物直売所が町内にも増えている。新鮮な野菜が安く買えると評判で、別荘地の方などお客さんも多いという。
地域の居場所にもなっており、町として支援を
(農林課長) 個人の直売所への町の支援はいまのところないが、検討したい。


合併特例債の残額は 地域要求をよくつかんで活用を

(山下) 合併特例債を活用できる期限が5年延長になった。起債可能額の残額は。
(政策財政課長) 起債可能額は約147億円。そのうち2011年度末までに約84億円使い、残り約63億円である。
(山下)合併特例債は、7割が交付税措置される有利な起債だが、3割は町が返済する。新町建設計画に基づき、地域要求をよくつかんで活用していくべきと思うが、考えは。
(政策財政課長)計画記載の事業のうち、必要性の高い事業、さらに、地域審議会などの意見集約を図ったうえで、地域住民が真に求めている事業に、有効活用していきたい。
⇒2013年度には合併特例債として約4億7000万円が予算計上され、河口地区ポケットパークや長浜親水広場の整備、漕艇場改修などの財源の一部に充てられる予定です。


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新御坂トンネル天井板撤去へ

新御坂トンネル、県は、新年度中に、天井板撤去工事に着手すると発表天井板の上部を見学。一番手前が私です。

今年1月、笹子トンネルと同じ、吊り下げ式の天井板構造による換気方式の新御坂トンネルの視察を行いました。






新御坂トンネル、県への申し入れのようす。右端が私です県への申し入れのようす。右端が私です

それをふまえ2月8日に、住民の不安の声にこたえ、天井板を撤去するよう県に申し入れました。
2月27日、県は、新年度中に、天井板撤去工事に着手すると発表しました。





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