山下としおニュース82号
2014年3月2日

大雪で被害をうけられたみなさんに
お見舞い申し上げます。
お困りごと、ご要望などありましたら、お寄せください。

　

２月１４日、１５日の大雪は、当町にも、甚大な被害をもたらしています。
被害をうけられたみなさんに、心よりお見舞い申し上げます。
そして、この間、除雪などに尽力されている関係者、すべての町民のみなさんに、敬意を表します。

雪害発生から2週間　いまも道路は危険な状況

雪害発生から、２週間が経過したいまも、当町には、積雪が残っており、とりわけ、生活道路や通学路、歩道は、歩行や車の通行に危険な状況です。
屋根からの落雪（写真右）や、地域によってはさらなる雪崩発生の可能性もあります。
このような道路状況のため、町内のほとんどの小中学校は、１週間休校の措置をとりました。
２月２４日より再開となっていますが、通学の際は教職員や保護者のみなさんによる引率、見守りのもと、行われています。

農業や観光業への被害は甚大

また、当町においても、次のような農業や観光業などへの甚大な被害をもたらしています。
（写真右：ホテルの建物内に雪崩が侵入）
・富士ヶ嶺地区では、牛舎の倒壊、牛がその下敷きになるなどの被害が発生。
・大石・河口地区などでは、ビニールハウスのほとんどが倒壊。
・精進地区のホテルでは、雪崩が建物に侵入。
・西湖漁協のヒメマスの９割が犠牲に。

また、住宅や倉庫、車庫の被害も続出しています。
お客さんの減少などにより、ホテル･旅館、飲食店などさまざまな業種において収入が大きく減少するなどの事態も深刻です。

数日間にわたって「孤立」した地区や世帯が発生

雪害発生後、数日間（場所によってはそれ以上）にわたって、幹線道路や生活道路の除雪の遅れによる「孤立」した地区や集落、また、ひとり暮らしの高齢者や障害者など、住宅の庭の雪かきが困難なために「孤立」した世帯が町内のいたるところに生まれ、医療が受けられない、食料や灯油など物資が不足する、などの緊急事態も起こりました。
また、国道139号バイパスにおいて、数日間、約200台の車が、雪に埋もれたまま動けなくなる、という緊急事態も起こりました。
雪かきしながら、安否確認、被害状況把握、町への要請など雪害発生後、私も、近所の道路、ひとり暮らしの方などの自宅、通学路や生活道路などの雪かきをしながら、安否確認、被害状況の把握、情報発信、町などへの要請などを行ってきました。
また、２月１５日に日本共産党山梨県委員会、１６日に党中央委員会が設置した大雪災害対策本部とも連携をとりながら、人命第一の対応を求めてきました。

富士河口湖町も災害救助法の適用に
公的支援の拡充を

こうした取り組みも実り、富士河口湖町も、災害救助法の適用自治体となりました。
また、農業被害について、国や県が補助することにもなりました。
しかし、現在の災害救助法の枠組みでは、公的支援が受けられる対象は、極めて限定されているのが現状です。
柔軟な対応や拡充を求めるとともに、町独自の対策も求めていきます。
なお、何が支援の対象になるのか、申請方法などについては、町総務課(0555-72-1112)まで、お問い合わせください。

お困りごとやご要望などありましたら、お寄せください

今後も、一日も早い復旧をめざし、いっそう力を尽くします。
お困りごとやご要望などありましたら、山下またはお近くの党員までお寄せください（連絡先は下記のとおり。電話やＦＡＸ、メールでも受け付けています） なお、その他の情報や取り組みの詳細などについて、フェイスブックでも発信していますので、参考にしていただければ幸いです。

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雪かきボランティアに取り組んでいます

　町社会福祉協議会を通しての依頼、また、ひとり暮らしの方からの依頼などを受け、生活道路や通学路、歩道、住宅などの雪かきに取り組んでいます。
（写真右：住宅の雪かき）
民青同盟山梨県委員会のよびかけもあり、東京や神奈川などからも応援に来ていただきました。
雪かきのご要望がありましたら、山下までご連絡ください。ただし、屋根の雪降ろしなどは、対応ができませんので、ご了承ください。
（下の写真：左から「雪にふさがれた生活道路」→「軽自動車が通れるまであと少し」「通学路となっている歩道を雪かき」）

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