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こんにちは山下です

山下としおニュース93号
2014年6月29日



今号より、6月議会での一般質問の要旨をご紹介します。


一般質問①

精神障害の方への支援強化を

身体障害、知的障害の方に比べて精神障害の方への支援制度は大変に遅れています。
たとえば、電車、バス、タクシーの運賃割引制度(乗車時に手帳を提示すれば割引が受けられる制度)は、山梨県においては、精神障害の方は対象になっていません。
5月20日付けの山梨日日新聞に、こんな記事が載っていました。
山梨県バス協会が、県精神障害者家族会連合会の要望にこたえ、精神障害の方も、路線バス利用時に精神障害者保健福祉手帳を提示すれば、バス料金の割引を受けられるようにする、と方針を決めたということです。大変うれしいニュースです。
しかし、電車やタクシーも、精神障害の方は、割引の対象外です。
交通費の負担が大変で、病院に行くのもちゅうちょしてしまうなどの話も聞きます。
町としても、JRや県タクシー協会などに要望していると思いますが、再度要望していくべきではないでしょうか。
当町で行われている精神障害の方のデイケアは、以前の月2回から週1回に拡充され、利用者の方や家族の方から喜ばれています。
しかし、周知が十分でない、財政的支援を求める声もあります。
より必要な方が利用できるように周知をつよめること、デイケアがより居場所、交流、リハビリの場として充実するよう財政的支援を検討することを求めます。


答弁(福祉推進課長)

今後もJRやタクシー協会に地道に要望していく

この6月から福祉推進課に、保健師を嘱託職員として任用しました。
特に、デイケアや精神障害の方の相談業務を担当する予定です。
JRやタクシー協会への要望は、バス協会への要望と同様に、富士北麓地域で構成している自立支援協議会として、今後も、地道な要望活動を実施していきます。
デイケアの登録者数は現在10人で、1回の参加人数は5、6人ほどです。
障害者の文化作品展への出品、町イベント見学、料理講習会などを実施しており、就労支援にもつなげています。
また、福祉推進課職員が1人参加しています。いまは財政的支援はありませんが、今後、参加者や家族の方々と協議し検討していきます。周知の強化も検討していきます。


再質問

実施していることを知らない方も多い デイケアの周知を

デイケアを実施していることを知らない方も多いと思います。
実施内容や場所、日時などの周知をもっと行っていくべきではないでしょうか。


答弁(福祉推進課長)

広報、ホームページ、口コミで周知していく

広報やホームページで、デイケアの活動のようすや内容について紹介していきたいと思います。
また、手帳の申請時などに口コミで話をしていきたいと思います。


再々質問

デイケアの職員体制の強化を


当町には、精神障害の方の作業所がなく、富士吉田などに通っている方もおり、建設が求められています。
当面の間は、デイケアをより充実させていくために、いまも、利用者の方を中心に、職員や家族会のみなさん、ボランティアの方などが献身的に運営をされていますが、今後さらに、職員体制の強化が求められているのではないでしょうか。


答弁(福祉推進課長)

新採用の保健師ができる限り参加していく

今後は、新たに任用した保健師ができる限りデイケアに参加する予定です。
また、健康科学大学の先生にも大変お世話になっており、今後よく相談しながら対応していきます。


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重度障害の子どもが窓口無料でなくなる重大な矛盾

重度心身障害者医療費の窓口無料廃止の条例改正に反対

6月議会の初日の6月10日、重度心身障害者医療費助成制度の窓口無料方式を廃止し、一旦窓口で負担する償還払い方式に変えるための条例改正が町から提案され、賛成多数(賛成15、反対2)で可決してしまいました。
私は、おもに次の4つの理由から、反対討論をしました。

①重度障害者のほとんどの方は収入がなく、窓口で一旦負担となれば、受診を控えるなど、命に関わる事態になりかねないこと
②医療費の窓口負担のための貸付制度は、一万円以上借りるなら収入印紙を自分で購入しなければならないなど、とても使えない制度であること
③当町では、中3までの子どもは窓口無料なのに、重度障害を持つ子どもは窓口無料でなくなるという重大な矛盾が生じること
④いままで、当事者、家族、関係者をはじめ、町長、町担当課、町議会も一緒に窓口無料継続を県に求めてきたこと

福祉推進課長の提案理由の説明では、「3月議会に提案した市町村がほとんどだが、少なくとも重度障害の子どもの窓口無料継続などについて、ギリギリまで望みをつなげようと6月議会まで提案を引き伸ばした」との説明がありました。
条例改正が決まったことは、本当に残念で、きわめて重大ですが、運動が政治を少しでも動かしたのは間違いないと思います。
他県では、新たに重度障害者の医療費窓口無料の実施を決めたところもあります。
引き続き、みなさんと共に、窓口無料廃止の撤回を求める運動に取り組みたいと思います。


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富士河口湖町在住のシンガーソングライター・金澤中さんの アコースティックライブが7月5日に行われます! 

シンガーソングライターの金澤中(かなざわなか)さん

5月17日の「何でも語り合うつどい」に特別出演してくださったシンガーソングライターの金澤中(かなざわなか)さん(右写真)のアコースティックライブが行われます。
日時は、7月5日(土)午後6時から(開場は午後5時)です。場所は、河口湖駅前にあるCafe絃(船津3631-2 丸文ビル1階)です。
料金は2000円(1ドリンク付)。
富士山に魅了された金澤さんは、3年前に富士河口湖町に移住されました。
 自ら作詞、作曲、演奏、歌すべてをこなす実力派。「富士山~失われる日本の心を求めて~」「湖畔のセレナーデ~富士河口湖町に寄せて~」などの富士山三部作も披露される予定です。
ぜひご参加ください!


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