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こんにちは山下です

山下としおニュース102号
2014年9月28日



9月25日に行った2013年度町一般会計決算反対討論(大要)をご紹介します


防災対策強化・くらし支援・経費節減のさらなる充実・努力を求める


2013年度の町一般会計決算額は、歳入110億9856万円、歳出104億7997万円でした。
この決算認定について、次の3つの理由により反対します。


第1は、町民の安全を守る防災対策のさらなる強化を求めたいということです。


2013年度は、防災備蓄倉庫の増設、河口住民センター非常用発電機設置、防災マップ作成補助など、ハード面でもソフト面でも防災対策の強化がはかられた面もあると思います。
しかし、決算特別委員会では、船津・南台地区で防火水槽が不足している状況の改善は、すぐには困難である、などの総務課長の答弁がありました。
また、2013年度は、全国各地での豪雨災害、当町も甚大被害を受けた豪雪災害などを経験するなかで、いざ災害による被害の危険が迫ったときに、どこにどのように避難するのか、その情報はどのように伝達されるのか、要援護者の避難対策はどうするのか、災害被害を減らすために事前の対策強化など、課題の解決をもはや先延ばしにできないことも浮き彫りになった年度でもありました。
決算特別委員会総括質疑で町長は、土砂災害警戒区域にお住まいの方をはじめ地域の方々と、災害時の対応などについて対話していきたい、と答弁されました。
これは、とても大切なことだと思います。
私は、そのような対話をベースに、かねてから主張してきた、災害ごと、避難所ごとの防災訓練の実施、また、福祉避難所の指定の推進、町内の危険箇所の点検、砂防工事など事前の防災対策強化の推進などを改めて求めます。


くらしや営業を守る施策が不十分


第2は、町民のくらしや営業を守る施策が不十分であるということです。


2013年度は、富士高原診療所の開設など、町民の暮らしを応援する新たな施策が行われました。
しかし、決算特別委員会では、個人町民税と固定資産税の滞納者数がそれぞれ1000人前後という状況であり、また、個人町民税の収入済額が前年度より減少したと、税務課長より説明、答弁がありました。
国税庁の調査では、民間の平均給与は10年前の約450万円から40万円程度減少しています。
また、年金支給額も減り続けています。
何より、町民のみなさんからは、「景気が良くなっている実感がない」「生活が苦しい」という声が少なくありません。
こうした状況のもとで、町民のくらしや営業を支援する施策のさらなる充実が必要です。
たとえば、かねてから求めてきた福祉灯油(灯油代補助)などの実施を求めるものです。


町有施設の経費節減のいっそうの努力を


第3は、町有施設の経費節減のいっそうの努力を求めたいということです。


この決算特別委員会のなかでも、今後、町内の各保育所や町営住宅などの建て替え、改修費用が一定必要となることが、福祉推進課長、都市整備課長の答弁で述べられました。
必要な建て替え、改修は当然行っていかなくてはなりません。
同時に、施設管理やイベントなどの経費を節減していく努力がいっそう求められます。
決算特別委員会での文化振興局の質疑で、ステラシアターのイベント実行委員会の会計などについて質問しました。
そのなかで、約875万円のチケット売り上げがありながら、その売り上げから実行委員会に入る収入は約76万円のみ(約800万円は、出演者側に戻出金として支払われる)という答弁がありましたが、こうした状況は、町役場全体でよく検討していく必要があります。
ステラシアターのイベント運営にあたっては、実行委員会や職員のみなさんが献身的に取り組まれています。
一方で、税金を使って建設した施設であり、人件費も町が負担しており、これから修繕費も増えてきます。
また、地方交付税の減額により町の財政もますます厳しくなるなかで、収入を増やし、支出を抑えていくためのさらなる努力を求めるものです。


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