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こんにちは山下です

山下としおニュース104号
2014年10月12日



台風による大雨 町内の見回りを行いました


側溝から大量の雨水が道路に流れ出ていた

今月5日から6日にかけて、台風18号が接近し、大雨が降り続けました。
当町でも、避難準備情報が出され、5か所に避難所も開設されました。
(6日お昼頃には解除。避難所も閉鎖)

(側溝から大量の雨水が道路に流れ出ていた→右図)

町総務課・防災担当の話では、自主避難をした方が6人いたそうですが、大きな被害はなかったとのことでした。
しかし、もう少し雨が降り続ければ、危ない場所もあったようで、事前の対策強化が必要と感じます。
私も、土砂災害警戒区域となっている地域を中心に見回りを行いました。
大石地区のある場所では、左写真のように、側溝から大量の雨水が噴き出し、道路に流れ出ていました。すぐに町都市整備課に申し入れました。
対応にあたられたみなさん、本当にお疲れさまでした。
また、何かお気づきの点がありましたら、お知らせください。


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9月議会で行った一般質問の要旨をご紹介します


一般質問① 

透明で公正な入札制度めざし、3点を提案


【1】入札情報の公表対象の拡大を


町の入札などの契約についての情報は、業者のみなさんにとっては生活がかかった問題であり、町民のみなさんにとっては、税金がどのように使われているのかを知る権利があることから、できるだけ公開していくことが求められます。
 当町では、契約金額が250万円を超える工事の入札結果などをホームページで公表しています。
これは、法律で公表が義務づけられているものです。
 しかし、250万円以下の工事や物品購入などの契約については、公表されていません。
 富士吉田市では、80万円を超える物品購入、40万円を超える物品の借り入れ、50万円を超える業務委託についての入札情報を、要綱にもとづき公表を行っています。
 たとえば、契約価格が103万円590円の公用車購入の入札結果、また、契約価格が1か月6万200円、3か年で約216万円のAEDのリース(賃貸借)契約の入札結果なども公表されています。
また、当町と同規模の人口25,413人(2014年7月1日現在)の栃木県野木町でも、予定価格130万円を超える工事及び予定価格50万円を超える建設関連業務委託についての入札情報を公表しています。
当町でも、250万円以下の入札情報も公表するべきではないでしょうか。


答弁(総務課長) 

今後、250万円以下の工事についても入札結果を公表していく

現在、入札は、工事の場合、原則として130万円以上のものを対象としており、政令で定める250万円を超える入札の結果などを公表しています。
今後、他市町村の状況を調査したうえで、250万円以下の工事についても、入札結果について公表していきたいと思います。


【2】工事の入札参加業者は、物品や業務委託の入札に参加できないルールを


当町は、町内業者に仕事がまわるように、原則として、入札は、町内業者に限定して行っており、この姿勢は大事だと思います。
しかし、小規模業者の方から、町の仕事がほとんど受注できない、と訴えられることが少なくありません。
公共工事の全体量が減っていることも原因の1つだと思いますが、それだけでもないと思います。
入札を受けるためには、業者のみなさんは、あらかじめ審査を受けて登録していると思います。
富士吉田市では、工事、物品、業務委託などの分野別に2年ごとに登録を行っているそうですが、工事について登録した業者はほかの物品や業務委託などの登録を原則として認めない、というルールを独自につくっているそうです。 たとえば、工事と物品を同時に登録することはできない、という風に。
市の担当の方の話によれば、これにより地元業者に少しでも仕事が回るように、という思いから実施しているそうですが、当町でもこのルールをつくってはいかがですか。


答弁(総務課長) 

違う分野の受注が一業者に偏るケースは少ない いまのところ検討考えていない


当町では、工事も測量も物品購入もいくつも受注するようなケースは少なく、ご質問のようなルールはつくっていませんし、今後の検討もいまのところは考えていません。
 原則として、違う分野の発注が1つの業者に偏るようなことは好ましくない、と考えています。 また、発注においては、町内業者の大変な状況を十分ふまえ、できるだけ町内業者のみなさんが、多く受注できるように検討していきます。


【3】工事の質の向上、業者の育成のために総合評価落札方式の導入を


入札にあたってもう1つ大事なことは、品質や技術の面です。
私も町民のみなさんから「新しい道路なのにもう傷んでいる」「入札においては技術面も考慮すべき」などの要望を受けることがあります。
入札は。価格の一番安い業者が工事を受注する価格競争方式が基本です。
しかし、最近では、価格だけでなく、過去の実績や品質、資格、地域の貢献度などを総合的に評価する総合評価落札方式を取り入れる自治体も増えています。
富士吉田市では、一部の工事の入札にこの方式を取り入れ、過去2年間の工事内容や件数、除雪委託業者であるかなどの地域の貢献度などで、点数をつけて数値の高い業者を落札しているとのことです。
職員の事務量も増え、評価の客観性を保つ難しさもありますが、工事の質の向上を図り町民の安全をより確保するためにも、業者の育成のためにも、一部の入札にこの総合評価落札方式を取り入れてはいかがですか。


答弁(総務課長)

工事のできばえなどの点数化すすめ、導入をはかっていく


当町でも一度実施したことがありますが、準備不足などもあり、継続できていません。
総合評価落札方式は、すぐれた工事の調達や業者育成、談合防止などの効果が期待でき、当町でも再導入を考えています。
そのために、工事のできばえ、地域ボランティアへの参加、除雪などにおける点数化をすすめていきます。
特に、工事のできばえについては、複数の工事における内容を蓄積して、点数化していく必要があります。そこで、休止していた工事評定表を今年度より再開しています。
今後、これらの作業をすすめ、総合評価落札方式の導入をはかっていきます。
しかし、事務量も相当増えることから、担当部署がほかの業務も多く抱えていることもふまえ、検討していきたいと思います。


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赤旗まつりに行きませんか


富士河口湖町からは、11月2日と3日にバスが出ます。
くわしくは山下(090-2194-4521)まで。

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