公有地の草刈りは、区・自治会、観光協会、個人のお店、自主グループ、老人クラブ、保護者会、PTA、NPOなどによる奉仕、または、町担当課やシルバー委託などにより行われています。
しかし、湖畔や公園などにおいて、草が生い茂っているのが目に余る場所を見かけることがあります。
世界遺産の町として景観を維持していくためにも、公有地の草刈りを計画的に行っていく必要があります。
そこで質問です。公有地の草刈りについては、都市整備課などが一括して状況把握、管理を行っていくべきではないでしょうか。
公有地の草刈りについては、各種施設、学校、保育所などは担当課や各施設が、財産区管理地は各財産区が、管理しています。
また、都市公園は都市整備課が、児童公園は福祉推進課が管理しています。
湖畔のウォーキングトレイル、遊歩道は、浅川地区、足和田地区では地区の方々、勝山地区では観光協会、河口地区では河口湖緑の会、老人クラブなどの団体ボランティアにより、草刈りを実施しています。
道路沿いや公共施設は、勝山地区、足和田地区、上九一色地区では、老人クラブなどのボランティア活動や恒例の地区活動などのなかで、草刈りを実施しているとのことです。
こうした各地区で積み上げてきた体制を把握し、この体制が発展するよう、各担当課の連携をはかっていきます。
各地区の体制を維持していくのが大変になっているのが現状です。
それは、広大な地域でありながら人口の減少傾向が続く上九一色地区などでは特に深刻です。
例えば、精進湖畔では、観光協会での管理を基本に、個人のお店などが自主的に草刈りを行っているそうですが、範囲が広いためにやりきれないという声も聞きます。
富士ヶ嶺地区では、区などでいっせいに草刈りなどを行っているそうですが、こちらも面積が広いためにやりきれない、という声もあります。
まずは、町としてこうした地域の声を聞き、現状をより把握し、必要な支援を行っていただきたいと思いますが。
広大であること、地域の高齢化などにより、困難になっていることは理解しています。
しかし、個人所有地の場合もあり、その場合は個人の方にお願いするのが基本であり、重ねて協力をお願いするものです。
道路沿いの草木が、道路にはみ出して歩行や車の通行にとって危ない場所が多く見受けられます。
道路沿いは民有地が多く、その土地所有者が対応するのが基本だと思いますが、放置されると、安全上も景観上も問題であり、町としての対応はどのように行っていますか。
道路沿いの草木について、通行に支障がある場合は、土地所有者に通知し、草刈りや伐採のお願いを実施しています。
倒木により通行不能な場所で緊急性がある場合は、町が伐採しています。
また、沿道の草によって児童・生徒の通学の安全が確保できない場合は、土地所有者と連絡をとり、土地所有者が実施できないと判断され、草刈りの許可を得た場合には、町が草刈りを実施しています。
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富士河口湖町からは、11月2日と3日にバスが出ます。
くわしくは山下(090-2194-4521)まで。
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