山下としおニュース120号
2015年3月29日

介護保険料大幅値上げ
　年額55,992円→66,768円
町として保険料の減免制度をつくることを求める

3月議会の初日の9日、町より介護保険条例改正の提案があり、賛成多数で可決しました。
私は反対討論に立ち、町独自の保険料の減免制度をつくることを求めました。
この条例改正は､今年4月から､65歳以上の方の介護保険料を､基準額で､月額4666円から5564円に898円値上げ､年額にすれば55,992円から66,768円に10,776円値上げするものです。
消費税増税､物価値上がりなどにより､町民のみなさんのくらしや営業が大変になっているなかで、大変な打撃となります。
今回の改正で、｢保険料段階｣をいままでの６段階から９段階に細分化します。
しかし、最も高い段階の負担割合を増やすために、値上げ幅がより大きくなる方もいます。
今回の改正の内容と、私が３月９日に行った反対討論の要旨を、以下でご紹介します。

反対討論の要旨

今回の介護保険料値上げは、3年前の値上げ幅とほぼ同じ大幅な負担増となるものです。
介護保険料は、3年ごとの見直しのたびに引き上げられていますが、その原因は、介護保険の財源構成が、原則、保険料50％、公費50％(国25％、県12.5％、町12.5％)となっていることにあります。
保険料値上げを抑えるために、公費の割合を増やすよう国に求めるべきです。
また、町として保険料の減免制度をつくることを求めます。

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