前号に続き、3月議会で行った一般質問の要旨をご紹介します。
「町の仕事が受注できない」という声を、町内のさまざまな業者のみなさんから聞きます。
見積もり合わせによる契約が可能な130万円以下の小規模な工事な修繕などは、少しでも、小規模業者の受注機会が増えるようにしていくことが求められています。
また、たとえば、道路の穴埋め、水道の漏水調査などは、毎年、町内全域を1社で実施しています。
また、街灯のLED化が本格的に事業化される予定です。
これらの事業は、地域を分けて実施するなど、工事や物品の仕入れをより多くの地元業者が受注できるように検討すべきではないでしょうか。
地域を分けて発注する、一定の金額以下は優先的に小規模業者のみから見積もり書を徴するなどの方法は、検討に値します。
一方で、公共工事である以上、品質管理、迅速性、工期の遵守なども求められるため、小規模業者の育成にも努めていきます。
今後も、役場内が一致した方針のもと、小規模業者の受注機会の拡大に取り組みます。
漏水調査は、機材の保有など必要な9項目すべてに当てはまる業者に委託しています。
また、地域を分けて発注すれば、委託料が増加するため、現時点では、検討していません。
道路の穴埋めは、対応してくれる業者がほかにあれば、地域を分けての発注は可能です。
街灯のLED化は、いまのところは、器具を支給し、設置は自治会にお願いしています。
今後のすすめ方については、一括リースにするか、いまの方法か、検討しているところです。
北八津団地の建て替えは、小立の雇用促進住宅の購入を基本方針に、多方面より検討しています。
当然、居住者によく説明し、意見聴取をていねいに行っていくべきと考えています。
また、様々な事情で、現在の場所から離れることができない方への対応として、傷んでいるが、耐震構造にはなっている北八津団地E、F、G棟の改修工事を計画的に実施します。
家賃補助制度は、福祉施策、定住促進施策、空き家対策などと関連があります。
先進地事例や費用対効果などを勘案し、総合的に判断する必要があると考えています。
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