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こんにちは山下です

山下としおニュース127号
2015年6月14日


保護者にも存続を望む声があり、地域住民や保育所の保護者に十分に知らされていないままの議決は認められない 西浜中学校を勝山中学校に統合するための条例改正案に反対


6月議会が、6月9日開会しました。
9日には、条例案の審議・議決が行われ、そのなかには、西浜中学校を勝山中学校に統合するための条例改正案(富士河口湖町立学校設置条例の一部改正)がありました。
私は、反対の立場で討論を行いました。
その要旨を以下にご紹介します。


学校設置条例の一部改正への討論要旨


富士河口湖町立学校設置条例の一部改正に、反対の理由を述べます。
これは、2016年4月より西浜中学校を勝山中学校に統合するための条例改正です。
統合をすすめるにあたっては、教育委員会として、生徒の教育環境の保障にとって、必要であるとの判断から、西浜中学校ならびに小学校の保護者との懇談、アンケートを重ね、意見集約をはかってきて、そのうえで出された結論であると説明がありました。
「集団的な学習などの保障のために、一定の生徒数が必要」「希望する部活に入りたい」など、統合はやむをえないという方の声は、子どもたちの声にこたえるために、理解できる部分もあり、尊重する必要があると考えます。
しかし、一方で、「太鼓を続けるためにも存続してほしい」「少人数教育でこそ、子どもたちの能力を伸ばせる面もある」「地域にとっては、できることなら残したい」などの存続の声もあることも事実です。
そのことは、小中学校の保護者アンケート結果で「存続すべき」という方が約1割、「どちらともいえない」という方が14%あったことにも現れています。
また、今後このことに関わることになる保育所の保護者のみなさん、地域のみなさんには十分に知らされていません。
区長さんなどに説明が行われ、町の主要事業説明会での説明が行われたのみです。
せめて、議会議決の前に、地域住民全員を対象とした説明会が開かれるべきだと考えます。
新しく今年1月に文部科学省が発行した「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引」には、学校は、「児童生徒の教育のための施設」であるとともに、「各地域のコミュ二ティの核としての性格を有する」とあります。
また、「学校教育の直接の受益者である児童生徒の保護者や、将来の受益者である就学前の子供の保護者の声を重視しつつ、地域住民の十分な理解と協力を得るなど、『地域とともにある学校づくり』の視点を踏まえた丁寧な議論を行うことが望まれます」とあります。
保護者のなかにもある存続を望む声、地域住民の声にも、十分に耳を傾けていくことをつよく求め、討論を終わります。

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「『平和安全法制整備法案』『国際平和支援法案』の慎重審議を求める意見書 を国会に提出することを求める請願」が議長に提出されました


平和と暮らしと自然を守る富士河口湖の会(富士河口湖町革新懇)のみなさんが、表題の請願を議長に提出しました。
この請願は、海外で戦争する国づくりを可能にする安全保障関連法案を国会で十分に審議することを求める意見書提出を、町議会に求める内容です。
4人の紹介議員のなかには、「集団的自衛権の行使などには賛成だが、憲法改正の手続きを経てやるべきだ」という人もいて、考え方は異なる点もあります。
しかし、立憲主義に反するという一点で一致でき、今回の提出につながりました。


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