山下としおニュース128号
2015年6月21日

反対討論なく請願を否決　議会中一度も発言しない議員も

議論なき議会から町民の声を届け町政をチェックする議会に

6月議会が終わりました。
9日に開会し、15日にはもう閉会しました。
審議する議案が少なかったこともありますが、議会が早く終わった理由はそれだけではありません。
今回の議会で、一般質問を行ったのは、議長をのぞく17人の議員のうち2人(そのうち1人は私)だけでした。
県内のほかの市町村の議会を見れば、ほとんどの議員が質問している議会もあります。
議場での一般質問は、町民要求を届け、町長の政治姿勢や町政の課題をただす重要な場であり、議員にのみ認められている仕事です。
これをほとんどの議員が行わないのですから、議会が早く終わるのも当然です。
総務、文教社会、産経土木の各常任委員会では、複数の議員による質疑が行われました。
しかし、これらを含めても、6月議会のなかで、一度も発言をしなかった議員もいます。
また、平和と暮らしと自然を守る富士河口湖の会が提出した｢『平和安全法制整備法案』『国際平和支援法案』の慎重審議を求める意見書を国会に提出することを求める請願｣は、15日の本会議の議題となりました。
結果は、賛成６、反対１１で、否決となりましたが(私はもちろん賛成しました)、驚いたのは、反対討論が行われず、反対したどの議員からも反対理由が述べられなかったことです。
反対理由を議会の場で明らかにせず、請願を否決することは、住民の声を軽視することにほかなりません。
議論が十分に行われない、いまの富士河口湖町議会。
私は、町民の声を届け、町政をチェックする議会に変えていくために、これからもがんばりたいと思います。

若者憲法集会と若者憲法デモに参加してきました！

14日､世田谷区で行われた若者憲法集会(写真左)と渋谷駅周辺で行われた若者憲法デモ(写真右)に参加してきました。
デモは、渋谷の中心街を、音楽に合わせて｢戦争反対｣などのコール、参加者が憲法や平和への思いを語るスピーチを行いながら、歩きました。
沿道からの声援はすごいものでした。
手をふって｢がんばれ｣という声、カメラで撮影する人、飛び入りで参加した人もいたそうです。
デモ参加者は、昨年から大幅に増え、3500人だったそうです。
憲法違反の戦争法案を廃案にするために、もっと声をあげていきたいです。

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