今年も皆様には大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
これからますます寒さの厳しい日が続きますが、どうぞご自愛ください。
今号より、12月議会での一般質問の要旨をご紹介していきます。
質問と答弁の要旨をご紹介します。
約8割が理想の子どもの人数を「2人以上」と回答。一方で「第2子の壁が存在する(ためらう)」が75%。
その原因は「経済的理由」が86%でトップ。
さらに、その解消に必要な対策は「経済的なサポート」が81%でトップ。
これは、今年4月、一般財団法人「1more Baby応援団」が、結婚14年以下の男女計約3000人に実施した調査結果です。
この調査結果は、子育てするうえで、経済的負担が重くのしかかっていることを示すものです。
子育て支援策の強化が切実に求められています。
たとえば、教育費などの負担が増す高校生や大学生への経済的支援の充実を求める声も、切実です。
町長は、町長選のなかで、高校3年生までの医療費無料化を訴えられていました。
これは、町として、高校生とその保護者にできる経済的支援としてとても有効だと思います。
当町では、現在、中学校3年生までの子どもたちは、医療費が窓口無料です。
「安心して病院にかかれる」「くらしが大変ななかで本当に助かる」と大変喜ばれています。
高校3年生までの医療費無料化を、早期に実施していただきたいですが、いかがですか。
町の宝である、未来をになう子どもたちへの積極的な投資として、高校生までの医療費の窓口無料化の実現を、町民の皆様とお約束しています。
ですので、実施に向けて条例改正など、必要な手続きをすすめ、医師会、歯科医師会、国保連合会、医療機関などへの調整、協議をはかり、早期に実現できるよう、努めていきます。
うれしい答弁です。高校生や保護者も喜ばれると思います。
いつ頃をメドに実施をめざすのか伺います。
来年3月議会に、条例改正案を提案し、来年度予算への計上をめざします。
すみやかに、医師会などとの調整、協議に入り、整いしだい、早ければ、来年7月ごろには実施できるよう進めたいと思っています。
現在の中学校3年生から高校3年生まで窓口無料を拡大した場合、必要となる予算は。
当町における18歳までの人口は、約900人です。
受診人数をその3割程度と仮定すれば、約270人となり、約700万円程度の予算が必要となる見込みです。
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