日本共産党富士河口湖町委員会は、今年3月から5月にかけて、「町民アンケート」を実施しました。
このアンケートは、町民のみなさんの願いを聞き、今後のとりくみに生かしていくために行ったものです。 アンケート用紙は全町に配布し、ほとんどすべての地区のみなさん、また、10代から80代まで幅広い世代の町民のみなさんから返事をいただきました。ご協力ありがとうございました。
アンケートには、切実で深刻な実態や、もっと住みよい町にしたいという願いなどがたくさん寄せられました。
特に、「最近の暮らし向き」が「悪くなった」と答えた方は、回答者の約8割にのぼり、その理由として「解雇された」「社会保障の負担が重い」「不況で営業が厳しい」を挙げる方が、大半を占めました。 また町政に対しては、高齢者・障害者福祉の充実、子育て支援、ごみ・リサイクル問題、また町内の道路整備などについての要望が多くありました。 国政問題で多かったのは、「消費税増税についてどう思うか」の質問に対し、「税金のムダづかいをやめてから考えるべきだ」という意見でした。
日本共産党についての質問では、「党名を変えては」というご意見や、「がんばってほしい」などの激励やご支援の声もいただきました。
党町委員会では、アンケートによせられたみなさんの声を行政に届け、その実現をめざして、とりくみをすすめています。
党町委員会では、アンケートによせられた町民のみなさんの声を、町長あての要望書にまとめ、6月5日提出し、副町長と懇談しました(左写真)。
最初に、山下としお・党町政対策委員長が、要望書について説明し、その後、その内容について懇談しました。 「富士ヶ嶺地区に農産物直売所をつくれないか」というアンケートによせられた要望について、同席した総務課長は「閉店したAコープの場所をもっと活用できないか、生産者組合と相談している」と話しました。また、解雇による失業や中小企業の経営難、介護保険料の値上げなどにより、町民の生活が大変になっていることをアンケートの声を紹介しながら伝えると、副町長は「確かにいま、町民の生活は大変だと思う」と答えました。 最後に「こういうときだからこそ、子どもの医療費無料を中3までにしてほしい」と求めると 、「いろいろ工夫もしているが、町の財政が厳しく、なかなか難しい」との答えでした。 懇談には、三浦巧・党町委員長、竹内精一・元上九一色村議らが参加しました
アンケートの結果は順次、週刊富士河口湖紙面に報告いたします。