12月14日、富士河口湖町12月定例議会のなかで、町から子どもの医療費助成の対象年齢を、就学前から、15歳までに引き上げる条例案が提案されました。
その日のうちに条例案の採決が行われ、この条例案は、議員全員の賛成で、可決されました。
これによって、来年4月から、医療費が中学校卒業まで窓口無料になります。
町に申請して、「子ども医療費助成金受給資格者証」の交付を受け、それを受診の際に提示すれば、医療費の助成が受けられます。
制度の詳細については、対象となる家庭に、町から送付されるお知らせなどで、ご確認ください。
中学校卒業までの医療費無料化が決まった14日と翌日の15日に、代表質問、一般質問が行われました。そのなかで、渡辺余緒治(親樹会)、井出総一、佐藤安子(公明)、山下利夫(共産)の各議員が、医療費無料化について質問を行いました。 日本共産党・山下利夫町議の質問(大要)を紹介します。
昨日(14日)の本会議において、就学前から一気に中学校3年まで医療費の助成を引き上げる条例案が全会一致で可決しました。
まず私はこのことをほんとうにうれしく思いますし、喜ばれる住民のみなさんも大勢いると思います。
日本共産党は、この間、医療費助成の対象年齢を中学校3年生まで引き上げることを町にもとめる要望署名に取り組み、町への申し入れも行ってきました。
そのなかで、郡内12の市町村のうち、上野原市、忍野村、山中湖村、道志村、丹波山村、小菅村の6つの市村で、中学校3年生までの無料化を実施または予定していることを訴え、わが町でも中学校3年生まで実施すべきだと訴えてきました。
この取り組みのなかで、220筆の署名がよせられ、「子どもが喘息で、常に薬が必要。医療費負担を少しでも軽くしてほしい」
「収入が少なく、子育てにかかる費用の負担が大変。少しでも負担が減ればほんとうに助かる」などのお母さんやお父さんの声をお聞きしてきました。
何よりもこうした町民のみなさんの切実な声、願いが町政を動かし、今回の実現にいたったのだと思います。
今後さらなる子育て支援の充実を求めるものです。
日本共産党富士河口湖町委員会と山下利夫町議は、町議選公約でも、他候補が小学校6年生までなのに対して、唯一中学校3年生までの無料化を訴えるなど、実現をめざして奮闘しました。
10月30日には、「子どもの医療費助成の対象年齢を中学校3年生まで引き上げることを求める要望」署名220筆を町長に提出し、申し入れも行いました(写真)。
そのとき町長は「対象年齢の引き上げを前向きに検討する」と回答していました。
今後も、さらなる子育て支援の充実のため、がんばってまいります。ご要望などありましたら、下記連絡先まで、お気軽におよせください。
雇用の不安、景気の急速な悪化でくらしは本当に大変です。
今こそ、「くらし応援」へ政治の中身を切りかえるときです。みなさんの声を聞かせてください。
連絡先は次のとおりです。
山下利夫(町議会議員、党町委員会・町政対策委員長)
船津2507‐6 TEL 0555-72-3574
竹内精一(元上九一色村議会議員 党町委員会委員)
富士ヶ嶺641 TEL 0555-89‐2270
三浦巧(党町委員長・元町議会議員)
船津4334 TEL 0555-72‐0577