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新富士河口湖 2011年1月号(電子版)

日本共産党富士河口湖町委員会
2011年度町予算要望書提出

昨年末(12月)日本共産党富士河口湖町委員会は平成23年度の町予算作成に際し下記の要望書を提出しました。


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                              2010年12月24日
富士河口湖町長 渡辺凱保 様
                        日本共産党富士河口湖町委員会
                            委員長  三浦巧
                         町議会議員 山下利夫

2011年度(平成23年度)町予算編成・施策に関する要望書


 2011年度(平成23年度)予算編成にあたり、以下の町民要求について実現のためにご尽力いただきますよう、要望いたします。


医療の負担軽減、介護・福祉の充実を

【1】 一般会計からの繰り入れの増額により、国保税の引き下げを行うとともに、国の負担の増額を国に求めること。
【2】医療費窓口負担の減免制度をつくること。
【3】国保税滞納者への制裁措置としての資格証明書や短期保険証の発行は、行わないこと。また、町税などの滞納者に対して、財産差し押さえなどの措置は、生活に支障をきたす場合には行わないこと。
【4】後期高齢者医療制度の廃止を国に求めること。
【5】富士・東部小児初期救急医療センターでの診察が深夜12時で終わり、その後は甲府のセンターでの対応となっています。12時以降も対応できる体制を整えるよう、県に働きかけること。
【6】6段階の介護保険料基準の細分化など、より低所得者への保険料負担が軽減されるよう検討すること。
【7】介護サービス利用者負担の軽減制度を充実させること。
【8】特別養護老人ホームの入所を待っている方が入所できるよう、県内の施設整備のさらなる促進を県に働きかけること。
【9】精神障害者も、身体障害者や知的障害者と同等の福祉サービスを受けられるように、県に求めること。特に町としては、福祉タクシー券の交付を、精神障害者にも適用すること。精神障害者向けのデイケアを週1回に増やすよう検討すること。
【10】無医村地区となっている上九一色地区に診療所を再開すること。
【11】小地域福祉活動がより多くの地域で行われるよう、また行っているところではより充実がはかられるよう、民生委員さん、福祉委員さんなどへの援助を強めること。


子育て支援の充実、教育費の負担軽減・教育条件の充実を

【1】 放課後児童クラブに、おやつの実施を検討すること。
【2】廃車となる町社会福祉協議会の大型バスに代わる、バスの購入について検討すること。
【3】妊婦健診への14回の補助を継続すること。1回6000円の補助を増額すること。
【4】ヒブおよび小児用肺炎球菌の2ワクチンについて、全額助成を行うこと。また、子宮頸がんワクチンについては、現在の高校1年生も接種が受けられるよう措置をとること。
【5】学校施設の耐震化を早急に進めること。とくに湖南中は、耐震診断で基準をみたしていないと結果が出てから、かなりの年月が経っており、早急に改築工事を実施すること。工事終了まで時間もかかることから、避難訓練の充実などについても検討すること。
【6】学校統廃合についての議論は、住民を中心にすすめ、住民の意思で決めること。富士豊茂小については、保護者・住民の圧倒的多数から反対意見が出ており、存続させること。
【7】西浜小学校2、3学年の複式学級化については、保護者の意見をよくふまえて検討すること。
【8】就学援助制度の充実をはかること。また、保護者へのお知らせをつくって配布するなど、制度の周知をはかること。
【9】健康科学大学の学生や保護者、教職員、また関係する町民が安心して生活を送っていけるように、大学、町民と連携して、使途不明金問題の解決、大学と町の活性化に取り組むこと。

雇用対策、中小企業、農林業への支援強化を

【1】富士吉田ハローワークなどと連携して、雇用相談コーナーの相談体制を強化すること。
【2】失業者などに対して緊急に臨時職員の採用を実施すること。また、高校生や大学生の就職難が問題になっているいま、町内の実態をつかみ、町職員の雇用増などの対策を検討すること。
【3】景気悪化や大型店の進出などにより経営が圧迫され、滞納を抱えている中小業者に対して、固定資産税の徴収猶予などの措置をとること。
【4】中小企業むけの融資制度に対する利子補給率の引き上げを継続すること。
【5】プレミアム商品券を発行すること。より町内のお店が有利になるよう工夫すること。
【6】農業者向けの融資制度への利子補給制度を充実させること。また、融資の返済猶予を柔軟にできるよう、農協などに要請すること。
【7】遊休農地の有効活用をはかること。また、希望する人が農業を始めやすいよう、農地整備などへの支援を行うこと。
【8】農産物直売所の開設ならびに充実をはかること。
【9】防護柵の設置や駆除予算の増額、モンキードッグの活用など、鳥獣被害への対策を県などと連携して強めること。
【10】農業と地域を壊すTPPへの参加は行わないよう、国に求めること。
【11】森林の間伐への支援、また間伐材の活用など、荒廃した森林の保護、林業振興のための事業を検討すること。
【12】現在行っている「木造住宅耐震化支援事業」の対象を拡大し、住宅リフォームへの補助制度をつくること。


水道、町営住宅、生活道路などの整備を

【1】老朽化している水道設備の更新・改良をすすめること。
とくに河口地区については、早急に国庫補助などを活用し、更新・改良工事を行うこと。また、船津地区、小立地区、浅川地区については、補助金など財源確保の努力をはかるとともに、地域住民とよく話し合いをすすめること。
【2】船津保育所入口から駐車場に向かう坂道を降りるとすぐに車道に面しているため、子どもの通行のうえで危なくなっています。柵の設置などを行うこと。
【3】若彦路トンネルから河口湖畔に向かう道路で、ブルーベリー畑付近への横断歩道の設置を要望すること。ペンション村から通学する児童の通学路となっている。
【4】船津地区、小立地区などの生活道路で、雨が降ると大きな水たまりとなり、とくに子どもの通行の妨げとなっている箇所について、歩道の設置、道路補修などの改善策を急ぐこと。
【5】町営住宅北八津団地の室内において、壁が崩れ落ちるなどの痛みが目立ちます。入居者からの要請の他に、あらゆる機会を通じて室内の状況をつかみ早期の改善をはかること。
【6】冬期間使えなくなっている富士ヶ嶺地区の公衆トイレの整備をはかること。
【7】河口2期バイパスの開通に関して。河口湖大橋から大石方面にむかう道路(主要地方道河口湖・上九一色線)の途中(美術館付近)に、一旦停止標識があるが、一旦停止が困難な状況であり、事故も心配される。関係機関と対策を検討すること。

安心して暮らせるまちづくりを

【1】他自治体でとりくまれているデマンドバスや乗り合いタクシー、また路線バスの延長など、買い物などに行くのに利用しやすい公共交通の整備を検討すること。上九一色地区、船津・小立地区の南部などから要望があります。
【2】富士ヶ嶺地区に、食料品など生活必需品を買えるお店を再開するために、農協などに働きかけること。
【3】富士ヶ嶺簡易郵便局の業務を、町が引き受けられないか検討すること。
【4】音が小さい、また、山などに反響する、などの理由で行政防災無線が聞き取りにくい場合の対応方法について、町民に周知すること。また、緊急時に聞こえないことがないよう万全を期すこと。
【5】国による地デジチューナーの無償給付の対象拡大について、周知徹底をはかること。また、地デジ化に向けて、住民の要望にそった有効な対策をとること。
【6】上九一色地区、足和田地区、北岸地区など、人口の減っている地区において、若者の定住促進のために、地域資源をいかした雇用づくりを進めるとともに、町営住宅の建設、「空き家」登録制度のさらなる周知、などの対策の充実をはかること。
    以上

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