レクイエム Requiem


世界初演
1991年7月26日  ザルツブルク 
フェルゼンライトシューレ(Felsenreitschule)
ハンブルク・バレエ

音楽
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト  レクイエム KV626
グレゴリオ聖歌

振付・舞台美術・衣装
ジョン・ノイマイヤー


オリジナル・キャスト
シュテファニー・アルント、ベッティーナ・ベックマン、エマニュエル・ブロンサン、
ギルマ・ブスティロ、ラウラ・カッツァニガ、アンナ・グラブカ、へザー・ユルゲンセン

ラルフ・デルネン、ドゥニ・フューレット、ガマル・グーダ、アンデルシュ・ヘルシュトレーム、
ジャン・ラバン、ラディク・ツァリポフ

ヤヌシュ・マゾン、ジャン・ジャック・デファーゴ、ギルダス・ディケーロ、トミ・パッソネン
ウィリアム・パートン、ミシェル・ポリティ、ヤン・デ・シンケル、カリン・ブレナン



“レクイエムとは何か”に関しては、Wikipediaのこちらがよくまとまっていると思います。
それによりますと、レクイエムの構成は以下の表のようになっています。試しにノイマイヤー作品と対照させました。
これによりますと、モーツァルトが作曲していないのは4曲ありますが、その内2曲はグレゴリオ聖歌を用いており、また、数曲については、グレゴリオ聖歌を重ねてモーツァルトのレクイエムの前に持ってきています。
また、レクイエム以外の曲は、Stille、Pater noster があります。また日本語の Wikipedia のレクイエムのページには Tractus が載っていませんでしたが、英語版のほうにはありましたので付け加えておきます。

曲目 モーツァルト ノイマイヤーのレクイエムの表題
白字はグレゴリオ聖歌
入祭唱
(Introitus)
Antiphon ad Introitum Requiem aeternam
Kyrie

Introitus
Kyrie
キリエ
(Kyrie)
昇階唱
(Graduale)
× Graduale - Requiem aeternam
Tractus × Tractus - Absolve Domine
続唱
(Sequentia)
怒りの日
(Dies irae)
Dies irae
奇しきラッパの響き
(Tuba mirum)
Tuba mirum
恐るべき御稜威の王
(Rex tremendae)
Rex tremendae
思い出したまえ
(Recordare)
Recordare
呪われたもの
(Confutatis)
Confutatis
涙の日
(Lacrimosa)
Lacrimosa
奉献唱
(Offertrium)
主イエス・キリスト
(Domine Jesu)
Stille
Antiphone ad Offertorium -
Domine Jusu, Quam olim Abrae
Hostias, Quam olim Abrahae

Domine Jusu, Quam olim Abrae
Hostias, Quam olim Abrahae
賛美の生け贄と祈り
(Hostias)
サンクトゥス
(Sanctus)
聖なるかな
(Sanctus)
Sanctus und Benedictus
Sanctus und Osanna
Benedictus und Osanna
祝福されますように
(Benedictus)
神羊誦
(Agnus Dei)
Pater noster
Agnus dei
Ad communionem - Lux aeterna

Agnus dei
Communio
Lux aeterna
聖体拝領唱
(Communio)
赦祷文
(Responsory《Libera me》)
× ×
楽園へ
(In Paradisum)
× Abschluss - Requiem aeternam
In Paradisum
Chorus angelorum