花凪日誌

2005年1月1日

「明けましておめでとうございます。今年もよろしく」と花凪一同。年越しのメンバーに出勤のスタッフが加わり、お雑煮とおせち料理で2005年の第1日を祝う。もちろん、お酒で乾杯を。午後は恒例の「人生ゲーム」、チームに分かれて遊び続けた。「明けましておめでとうございます。今年もよろしく」と1日から来客や電話も。2005年も花凪らしくスタートした。一年間を花凪らしく送りたい。

2004年の年越しは花凪家族9人と木村家、宍戸・酒井スタッフの14人で。 2005年正月の乾杯 恒例のゲーム大会

2005年1月9日

中央法規出版・介護総合情報誌「おはよう21」の編集長とライターの方が花凪訪問す。

2005年1月12−14日

理事長、帯広出張す。今回も毎年度引き受けている介護支援専門員実務研修の講師で。

2005年1月17日

日本福祉介護教育センターの実習生受け入れ開始。

2005年1月22日

音楽集団「あみゅぜ」のコンサート開く。今年初のコンサート、今年初の花凪行事。「あみゅぜ」結成から一年余り、彼女たちの音楽はどんどん幅が広がっている。この日は代表・今野美智子さんのソプラノ、広瀬理恵さんのクラリネット、沖中怜奈さん、永井美緒さんのピアノで歌曲、童謡、唱歌、ポップスとさまざまなジャンルを楽しませてくれた。今年の「あみゅぜ」はどこまで世界を広げるか。

2005年1月24日

西野学園心療福祉専門学校の実習生受け入れ開始。

2005年1月25日

カンファレンス会議開く。

2005年1月29日

今日だけ酒場開く。高齢者の共生住宅をつくりたいという山崎さんがお客の一人に。ステンドガラスの会社を経営し、万華鏡の工房もやっていて、いろんな種類の万華鏡を持参した。万華鏡は百花繚乱の世界。春が来るのはまだ先だが、みんなで花の世界を楽しんだ。もちろん、お酒とおしゃべりも楽しんだ。

※新しい1年がスタートした。2005年がスタートした。花凪の5年目がスタートした。ここ北海道はすっかり雪に埋まる。白い世界に変わる。雪に雪を重ね、雪は雪にしか描けない絵を描いている。人に人を重ね、花凪も花凪にしか描けない絵を描こうと頑張っている。さて、今年、花凪はどこまで描けるか。※

2005年2月1日

光塩女子短大のヘルパー実習生受け入れ。西野学園心療福祉学校の実習生受け入れ開始。

2005年2月2日

目下利用者が一番多いのがこの日であることから、一日早く「豆まき」をする。みんな、楽しく真剣に「鬼は外、福は内」と豆をまく。こうした行事は本当に盛り上がる。みんな、楽しく真剣−がうれしい。みんな、年齢の数だけ豆を食べられないほどに長生き−がうれしい。今年もひたすら願うは花凪はもちろん、この世の「鬼は外、福は内」。

2005年2月8−9日

理事長、札幌・介護支援専門員実務研修で講師。

2005年2月10日

青森の西堀さん来訪す。開設に協力いただいた「3号館・デイサービス花凪」を見てもらう。「花凪らしい。とてもいい感じ」とおほめの言葉をもらう。

2005年2月12日

白石区の方が見学のために来訪。自宅をグループホームにしたいという。昨年もそうした訪問者が多かった。思いを現実にするための参考、刺激になるのならうれしい。

2005年2月14日

労働安全センターのヘルパー実習生受け入れ開始。

2005年2月16−18日

理事長、帯広・介護支援専門員実務研修で講師。

2005年2月19日

1号館、2号館のある平和第1町内会・女性部の方々が見学のため来訪す。「地域にこういうところがあるのは心強い。もっと町内の人に知ってもらう必要がある。町内会とも連携しましょう」とのこと。広いネットワークを持つ女性部が花凪に関心を高めてくれるのは心強い。3号館で同館オープンを記念した「あみゅぜコンサート」を開く。福井4丁目町内会がコンサートを知らせるために走り回ってくれた。20人が訪れる。同町内にあるグループホーム「福井倶楽部」のお年寄りも聴きにきてくれた。アンコールの後のアンコール…盛り上がる。それぞれ「いい時間をもらった」「心が洗われた」「今度のコンサートにぜひ行く」と感激。それに「あみゅぜ」も素直に感激。花凪はそんな地域の人、「あみゅぜ」に感激。

あみゅぜコンサート

2005年2月23日

花凪家族Tさんの82歳の誕生日を迎える。2号館でお祝いの後、近くの居酒屋に繰り出し、お祝いの続きをする。人みな楽しいことが好き。Tさん、普段のニコニコ顔を一層ニコニコさせていた。誕生会を兼ねたこの日の宮の森ガーデン行きは3月に変更となった。それはそれで誕生会第2弾として楽しんでもらう。

2005年2月24日

西野学園の高校生実習受け入れ。カンファレンス会議開く。

2005年2月26日

今日だけ酒場開く。NPO法人「市民と共に創るホスピスケアの会」副代表で、昨年秋には在宅でのホスピスケアなどを支援する「ホーム・ホスピネット」を個人で開業した提箸さんが来店する。一杯やりながらの交流で先駆の道を進むための鋭気を養った。道新の森川記者も来店す。今日だけ酒場のマスター、カクテルの出張サービスを引き受ける渡辺スタッフを取材した。今度は彼が新聞に登場することになりそうだ。

※冬の中にも喜びはあるし、雪も美しい。が、今年は降り過ぎの冬となった。雪に大事な時間を使い、疲れさせられる2月だった。頑張り、踏ん張り、その2月も終わり、ついにどんな冬でも帰り支度をする3月へ。強まる空の青さ、陽のまぶしさ、風の柔らかさ…楽しいことが増えてくる。負けずに花凪も楽しいことを増やします。※