感謝と賛辞、決意と励ましの交換
「花凪設立5周年を祝う会」は、木村美和子理事長のあいさつで開会。5年間花凪にかかわって盛り上げ続けてくれた人々へ感謝の言葉を重ねた。併せて、花凪はこれからも本質を損なうことなく、理念「必要に向かい合う」「なりたい自分になる」を実践し、自然で明るく楽しい活動、人が主人公の介護にこだわっていくと力を込めた。
乾杯の発声は、静明館診療所の矢崎一雄先生。矢崎先生は、「花凪の混沌が素晴らしい」とスピーチ。"混沌"という言い得て妙の表現で花凪を賛辞してくれた。仲間・支援者、サービス利用者、花凪家族、花凪家族の家族、スタッフの代表が"3分間スピーチ"を。「花凪には愛がある」「これからもともに楽しみたい」「明るく元気な花凪をいつまでも」「花凪にこちらが力をもらっている」とうれしい言葉が続いた。
花凪の仲間・支援者たち
「花凪設立5周年を祝う会」の出席者は91人。声を掛けた仲間・支援者は花凪設立当初からかかわる人々にとどめたが、そのほとんどが出席し、札幌以外の遠くからも足を運んでくれた。久しぶりに顔を合わした人たちは再会を喜び、初対面同士は新たなつながりを喜んだ。人のつながりを確認し、人の輪を広げる集まりともなった。
素晴らしき花凪家族たち
花凪家族も花凪の大事な一員として出席した。花凪家族には着飾っての外出、パーティーの一夜を楽しんでもらえたらと思っていたが、思う以上に反応してくれた。かつてこういう場に来ていたころと同じように振る舞い、いい笑顔を見せた。それぞれの家族の方や周囲と良き時間をすごしていた。それもうれしい「花凪設立5周年を祝う会」だった。
あみゅぜが花を添え、工藤忠さんが盛り上げ
音楽グループ「あみゅぜ」、フォークの工藤忠さんのライブがあり、花凪劇団も「3匹の子豚・花凪バージョン」(梶恭典脚本・演出)を披露した。「あみゅぜ」、忠さんは花凪とは1号館時代からの長いつきあい。「あみゅぜ」は、フルメンバーの楽曲演奏で花凪の5周年に花を添えた。忠さんは、「白い冬」などの熱唱で祝宴を盛り上げてくれた。
番外編・ススキノで三次会まで3時まで
「花凪設立5周年を祝う会」の後、元気組はススキノで二次会を。カラオケスナックで飲めや歌え−に。さらに移転オープンして間もない忠さんの店「ボストンクラブ」へ。結局、午前3時までススキノにいたのだった。