花凪家族の一人一人に心を込めて
9月17日、ばりあふりーしょっぷ花凪屋で「花凪敬老会」を開催した。下宿にデイサービス、在宅サービスなど利用の花凪家族19人を招いて行い、周囲を元気づけているみんなの元気に感謝していること、これからも周囲がうらやむ自分らしさをと願っていること、まだまだ周囲の手本となるように生涯発達の日々を望んでいることを伝えた。一人一人を表彰し、それぞれの存在の大きさにも敬意を表した。例えば、「最高功労者賞」−「あなたが五年前『ここが私の家』と主張したことで、花凪下宿が誕生し、『ここで最後まで』と望んだことで、2号館が建ちました。あなたの願いに応えることで、花凪は大きく育って来ました。これからもどんどん望んで下さい。それに必ず応える私達であり続けます。感謝の気持ちを一枚に込めて、この賞を贈ります」。理事長が一人一人をたたえる表彰状を手づくりし、心を込めて手渡した。みんな、きちんと喜んでくれた。表彰状は出席できなかった花凪家族たちの分も用意し、後日届けた。手づくりのお弁当での祝宴では歌、スタッフの演芸、ゲーム…。表彰式と記念品贈呈の後は花凪らしく「みんな一緒に楽しむ」で進み、一同年齢を忘れ、年齢を越えて楽しんだ。
人生はこれからだから
花凪の木村理事長、花凪家族会の佐渡会長が開会の挨拶の中で「人生はこれからだから」とメッセージを送った。木村理事長は「持っている可能性を広げていきましょう」、佐渡会長は「その元気をいつまでも」と。
たくさんのありがとう
理事長、表彰状を手渡す。「ありがとう」を添えて。みんなのそれぞれの賞は上段左から右へ話聞き上手賞、妙意即応賞、若者育成大賞、親切賞、生涯発達賞、愛の力持ち賞、年は寄りても心は寄らず賞、ユーモア賞、協力ありがとう賞。
さらにみんなのそれぞれの賞は最高功労者賞、前向き前進賞、慈愛の眼差し賞、歌舞勤労賞、孫孝行賞、大知恵賞、天真爛漫賞、美人長命賞、能力向上賞、弁舌さわやか賞。
和気あいあいの祝いの宴
本間スタッフがけん玉の妙技を見せ、東スタッフが手品で驚かせば、この日の主役たちが自慢ののどを披露し、祝宴は盛り上がった。
食事にお酒、みんなと一緒の和気あいあい…みんな、いい顔で祝宴を。“老い”を敬われるよりも、うらやましがられる方がいい。みんな、そう言えるような顔でいた。