理事長のあいさつ


理事長に就任して

秋も深まり朝晩が涼しくなって参りました。会員の皆様にはお元気でお過ごしのことと思います。理事長に就任して早々にご挨拶すべきでしたが、すでに4カ月が過ぎてしまいました。申し訳ございません。

さて、ちょっと古い話をさせてください。私事で恐縮ですが、「東京には住みたくない」という強い思いでここ旭にやってきて早31年になります。

当たり前ですが、旭は私の大切なふるさとになっています。私がこの旭に住み始めた昭和57年当時、精神障がい者が地域で生活するのに必要な資源は全く何もありませんでした。同じ地域の病院関係者すら顔を合わした事がなかったのです。まずそこから「はんど」の活動を始めたのですが、当時のメンバーは医療関係者のみでなく教育、保健の専門職、当事者・家族・市民など様々な方々が熱く語り合い、手作りで「ひまわり工房」を立ち上げました。昔を思う事が多くなったのは年をとった証拠ですね。ひまわり工房の開設準備のために協力された方は74名。当時の同志の多くはすでに他の地域で活躍していることと思います。大きな組織ではないけれど、会員一人一人が核になって考え活動する組織や団体であることは、昔も今も変わらないと思います。

「はんど」は現在も小さな団体ですが、当会のストレングス(強み)は、既成の大きな団体にはない小回りのきいた活動が出来る強さがあると思います。ニーズを即実践へ動かす実顕の場があるのではとないかと考えています。サポートハンド事業がそうであり、今まさしく活発に行われている当事者団体と協働して行う市民への啓発事業がそれです。2番目のストレングスは会員が「若い」ということです。単に生物学的な若さだけでなく、発想が新しく想像力を働かせる若いエネルギーだと思います。まだまだ「はんど」のストレングスはあります。皆さんはどう思われますか。「はんど」でないと出来ないことを皆様と一緒に考えていきたいと思います。今年中には例会も計画しております。皆様の大きな議論の輪を期待しております。

最後になりましたが、21年度の理事は片倉さん、川副さん、菅谷さん、高田さん、中山さんです。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

   平成21年10月18日  理事長 永井久美子


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