画像釣行記

２００８年　山形某沢　記憶４

今回３時間あまりの釣りでしたが
折れた竿は３本

以前の親父では考えられない事であり
痛切に　現実を思い知らされた時間でした

絡んだ糸や切れた仕掛け・・・・
私の記憶の中では　テキパキと歯で噛み切り
仕掛けを作り直していた親父でしたが

今の親父の　くしの歯のように抜けた歯では
糸を切ることなど出来ず
モゴモゴ・・・
新しい仕掛けの付いた竿ごと　手渡し交換
親父が釣りをしている間に　私が仕掛けの作り直し・・・


今まで　色々な渓や山域を歩いてきましたが
こんなに疲れた釣りは　始めての事です
１ヶ月ぐらい山の中に居たような時間でした




来年　又来ようね・・・(^O^)♪


一瞬の沈黙の後


「そうだね！」

皆の顔に笑みがこぼれ

「いや〜来て良かった　まさか来れるとは
正直思わなかったよ・・」




帰り道　お気に入りの温泉に立ち寄る









平成２０年１１月２日現在
闘病中










平成２０年５月初旬　悪性の肺がん末期と宣告
約９ヶ月に渡り闘病生活の末
平成２１年１月７日　永眠
私の至らなさから　散々苦しんだ挙句　静かに眠るように他界しました



親父　お疲れ様！
ゆっくりと休んだら　蓮の葉に座り　釣りが出来るといいね！
釣りが出来る　「戒名」にしてもらったからさ・・

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