Linuxのページ

DebianJessie8のインストールはこちら



友人は親切なんだが、パソコンを教えるとき、超むかつく事が多いので、
何とかしてやろうと思っていたところ、
偶然Linuxという所謂無償のOSがあることを知った。
ちょっと調べてみたけど、Windowsも触った頃。当然、わかんない。Linuxって何?Unixって何?聞いたことない・・。
って、こんなの分かる訳ないと言う感じ。
しばらく、忘れていたところ、
当時の2ちゃんねるのLinux板に「悪戦どしろうと・・・Linux」というスレッドを見つけた。
面白そう・・・。素人が頑張るんだぁ・・・、。見てみたい。
なんだぁ、超おもしれー。引き込まれながら、なんだかんだでスレッド3スレ立ったか。
繰り返し何度も読んだ。
へぇ、どしろうとでも、頑張ればインスコできるんだぁと分かった。(ごめん、もっと、苦労した。ヤダ!)
で、何とか頑張ってインスコしようにもパソコンがない。
てか、その当時の僕のパソコンはXPでいいやつだったので、
当然、環境を壊したくない。デュアルブートも考えた。スレでFipsでHDDぶっ壊した話を聞いて、
怖くなって、諦めた。お金ないからディスク管理ソフトなんて買う気無いし・・・。
妹にWindows98の入ったパソコンを譲ってあったんだけど、
それを譲ってもらおうとお願いしたら、してくれた。ありがとう。
で、このパソコンのスペックを調べた。
CPU: MMX Pentium 233MHz
マザーボード:ASUS TX-97XE
HDD: 20GB (インスコ当時は3GB)
メモリー:160MB EDO SIMM (インスコ当時は64MB)
CD-R/RWドライブ:PlexWriter1610Burn Proof)
サウンドカード:SoundBlaster AWE64
ビデオカード:Matrox MillenniumⅡ
SCSIカード:Adaptec AHA-1520B
OS: Windows 98
当時なら殆どいけるレベル。X動かして、グラフィカル操作もいける。
これにする。
OSというか、ディストリいっぱいあるけれど、
最初だし、無難なところで、
お金払って、RedHat9を買った。
レッドハットのHPで調べてみると、なんとかなりそうである。
サウンドカードが古いので心配だったが、決定。このPCにインストールするぞ!

7月だったから、所謂夏休みだから・・・ってやつです。すんません。

実際のインストール

以前このマシンの再セットアップをやったことがあるので、それを頼りに
進める。まず、Windows98のシステムデバイスで、このマシンのシステム内容を
確かめて、紙に書き写した。それから、これはやらなくても良いのかも
しれないが、このマシンはリナックスのみに使うのでCドライブをフォーマット
することにした。(HDDが3GBしか無いのよ・・・。)
まず、Windows98の起動ディスクをFDDに入れて、指示に従っていくと、
セットアップの選択の画面がでてくるので、1,2,3の選択肢の中で
CD-ROM無しでセットアップを選択。
そうすると、MS-DOSが起動するので、A:¥の表示で止まった後「format c:」と
タイプ。待つこと20分位、無事にフォーマットできた。
さて、ここで後で必要になるフロッピーディスクをフォーマットしておく。
たまたまフォーマット済みのフロッピーが無かったからだ。

いよいよ、インストールである。インストールCDの1枚目をCDドライブに
セット。パソコンの電源をいれると、BIOSが立ち上がるだけで全然CDドライブが
動かない。そうか、ブート先をCDドライブにしなくてはいけないらしい。
そこで、BIOSのセットアップにDelキーを押して入る。さっぱり、わからん。
とりあえず、「BIOS FEATURES SETUP」があやしそうなので、矢印キーで選び、
「Enter」キーを押す。すると、中に「Boot Sequence」というメニューがあった。
ここをCD-ROMにすればいいのだな。現在は「A,C」という順番だ。これを「+」キー
を押して「CD-ROM,A,C」というメニューにして、「Esc」キーを押す。
そうすると、BIOSのセットアップの画面に戻るので、そこで「F10」キーを押して
確定(SAVE)。もう一回「Esc」キーを押す。どうやら、うまくいったみたいだ。
いよいよ、リナックスのインストールである。1枚目のインストールCDをセット。
後は、下調べの時に読んだ、付属の「インストールガイド」に従っていくと、
待つこと1時間40分位、なんとかインストール完了!
恐る恐るパソコンを再起動。おぉ見新しい画面が出てくる。感動!
途中で、サウンドカードの事を確認する画面が出てきた。なんか英語でよく
分からなかったので、ConfigureとIgnoreとDoNothingのうち、失敗したのだが
Ignoreを選択してしまった。これが、大失敗。辞書を引くとIgnoreは
「無視する」という意味らしい。それでも、リナックスはどんどん先に進んで
いよいよ立ち上がる。環境設定の画面が出てくるので、モニターの設定などの
項目を全部入れて、完了!
さぁ、まず音楽を聴いてみよう。MP3のCDを持ってきて入れる。あり、音が出ない。
あ、やっぱり。その後何度かやってみたけれど、駄目。もう一度インストール
するか〜。さっきのサウンドカードの認識のところだ。
結局、もう一度インストールをやり直し。待つこと1時間40分、インストール完了。
今度はConfigureを押すぞ!パソコンを再起動。サウンドカードの認識の画面が
出てきた。Configureを2回Enterキーで押す。おぉ今度はうまくいったみたいだ。
環境設定をもう一度やって、途中でドキュメントのCDもインストールした。
やった、インストール完了!
MP3のCDを入れてみる。やはり聴けない。ドキュメントの所をGNOMEのメニューで
選んで読んでみる。どうも、MP3はこのサウンドプレイヤーでは再生できないらしい。
oggというファイルが再生できるみたい。どうしよう。脳みそフル回転して、
どこかにサンプルファイルが絶対あるはずだ、それを探してみる。
/usr/share/があやしそうだ。あった!oggファイルだ。それを選択してみる。
おぉ、音が出た!!良かった、サウンドカードは大丈夫だったみたいだ。
ようやく、インストールできたと実感した。

で、その後。

平成15年7月4日
リナックスをインストールして3日目。
まだまだ慣れない。一度、日本語入力を
外すと戻れないので、大変。

平成15年7月5日
日本語入力が分からなかったので、アプリケーションのCDから
OMRONの日本語入力システムのWnn7を入れてみた。初めてコマンドから
実行してインストールした。ログインがユーザー権限だったので、
結局rootでログインしてからでないと、実行できなかった。
さて、その後が大変だ。早速geditというテキストエディターを開いて
文章を入力しようとしてもできない。日本語への変換がスペースキーで
できないのだ。マニュアルに目を通して、キーのカスタマイズをMS-IME風に
設定。ようやく現在に至る。良かった、良かった。

平成15年7月6日
昨日の日記の補足をしておくと、日本語入力のツールパッドが、
Xが立ち上がると表示されなくなってしまうので、Xが立ち上がっている
途中でツールパッドが表示されている時に、環境設定から「MS-IME風にする」と
設定しなくてはいけない。けっこう面倒っちい。なんで、GNOMEが立ち上がると
ツールパッドが消えてしまうのだろう・・・。

平成15年7月7日
日記を書いた後、OMRONのホームページにアクセスしてみると、
正に昨日書いた日記のようなトラブルが書いてあった。
それによると、根本的な解決はまだできていないらしい。
応急的な対処法は載っていたが・・・。
それと、インターネットをするためにLANケーブルを繋いでから
PCを立ち上げてみたところ、起動段階で「Wnn7 jserver」の
ところで、通常「OK」と出てくるはずだが、「Failed」となってしまい
Wnn7が起動しなかった。これは、変だ・・・。何度再起動しても
結果は同じ。なぜだろう?。
結局日本語入力ができないまま、パッケージの更新をした。
入力が英語だったので、事なきを得て何とか更新できた。
更新途中で「アドバイザリ」というボタンを押してしまったら、
ポインターが砂時計のまま動きが止まってしまったので、
仕方なく更新を一旦「キャンセル」して、もう一度やり直した。
それにしても、更新は長かったなぁ・・・。
日記の後、Wnn7のインストールのCDの中のマニュアルをよく見てみると、
どうも環境変数の設定が必要らしい。印刷した内容を見ながら
Ktermでやってみたが、csh(tsch)ではうまくできなかったが、
(補足:ってそういうことも含めて、全然わかってなくてやってます。
素人ってそんなものです。)
sh(bash)ではなんとかできたみたいだ。かなり、面倒っちい。
これで、LANケーブルを繋いでみてうまくいけば良し、
うまくいかなくても、まぁいい。

平成15年7月8日
結局、何度やっても駄目だった。どうやら、ホスト名が違うらしい。
普段のホストはLocal Hostだが、LANケーブルを接続するとホスト名が
dhcppc0に変わっている。ホストって、何だ?
ヘルプを見ても載っていない。いろいろ探しているうちに、
「システムの設定」から「ネットワーク」の中にホストがあった。
ホストのタブで、新規作成のボタンを押した。
IPアドレスを、「LocalHost」と同じ、「172.0.0.1」と入れ、
名前を「dhcppc0」、エイリアスを「dhcppc0」と入れた。
保存しますか?と聞いてくるので「はい」をクリック。
画面を閉じて、PCを再起動。起動画面で、「Wnn7 jserver 」・・・「OK」
やった!無事にWnn7が起動した。Mozillaを立ち上げて、恐る恐るヤフーに
アクセス。「今日は」と入力。・・・できた!
ふぅーっ、これで、やっといいわい。

という訳で、古い日記のコピペも使いましたが、
要はそういうレベルです。
当時も今もそんなには変わっていません。
ただ苦労するのに慣れただけです・・・ヘヘっ、そんなもんです。

因みに現在はDebianJessie8を使ってます!