友人について



これは、僕がどう思っていたかを書いたものなので、超僕主観です。ごめんね。
小学校の時、仲の良い友人がいた。
地区の中の一人だった。
一緒に遊んだ。楽しかった。
ある時僕がちょっと問題を起こして、先生に迷惑を掛けた。
ほかに理由があったのかもしれないが、次第に周りが僕と関わらなくなった。
僕はそれとかいろいろあまり気づかなかったので、年賀状をずっと、何年も出し続けた。
返事はどの人からもなかった。
その友人から小学校最後の時に年賀状が届いた。
僕はもう諦めて、この年、年賀状は出さなかったんだ。
ごめん、やっぱそれでも返事出す気になれなかった。
中学校に入って、趣味が同じやつに出会った。
いろいろあっても、結局話が合う。通じる。
そいつの家にも行ったし、泊まったりもした。
土器掘りもした。
滅茶苦茶楽しかった。
高校が別になった。でも、高校ではそういうのには会わなかった。
やっぱ、そいつだけ。
予備校、大学、面白いやつばっかり。
楽しかった。
秋田の出身のT君。素朴で純粋で、ほんといいやつ。
でも、東京の暮らしがきつくなった。
もっと、一杯話しときゃ良かった。
で、戻ってきても、やっぱそいつだけ。
相当大変な時があったんだけれど、何だかんだ言っても傍にいてくれた。
そいつも結婚した。
子供もできた。
結婚式が事情で出られなかったけど、
地元の披露宴には参加できた。
安心した。ホッとした。
でも、ある時僕が悪かったんかな。怒らせてしまって、
電話に出なくなった。
僕も期間を置きすぎたのも悪かったかもしれない。
事情のある友人もできた。
家に来てもらったり、料理を食べてもらったり、一緒に散歩したり、自転車にも乗った。
そいつとは山形にも一緒に行った。
超楽しい旅になった。
でも、やっぱり電話に出なくなった。
何回か修復しに行ったけど、駄目。
結局、最初に戻って、年賀状をいくら出しても、その人たち返事が来なくなった。
もう4年以上、
友人と呼べる人は一人もいなくなった。
残されたのは自転車とカメラだけ。
でも、僕は年賀状を出し続けるつもりだよ。
ずっと・・・・