院長のコメント
明治以後、西洋医学が我が国に導入され、100数10年の間に現代医学は目覚ましい進歩を遂げ、ゼロ歳児の死亡率低下や高齢者の寿命の延長をもたらして、今や我が国は世界で一番の長寿国となりました。
その反面、少子化が進む一方で、高齢者の増加が社会的に問題になっております。
東洋医学は現代医学ほどの著しい進歩はありませんが、鍼灸マッサージは漢方薬と共に、我が国にはなくてはならない医術として、西洋医学が渡来する以前から、国民の治療や予防あるいは、健康増進にと、古くから用いられていました。
現在も鍼灸マッサージは、漢方薬と共に国民の医療の一部として大きく貢献してきております。
これからの医学は治療医学ではなく予防医学といわれています。
高齢化社会を迎えた今日、介護保健医療をも含めて、より一層質の高い予防医学が求められています。