晩秋恋しぐれ

    作詞  納羽(なわ) 汀





(1  愛をもとめて 泣く夜は続く

    幾夜(いくよ)泣いたら 結ばれるやら

    落葉ちらちら 舞う頃に

    初めて出逢った 岩陰で

    痛めた胸の この愛(あい)を

    そっと労(いた)わる 恋しぐれ


(2  秋の夜長の 月夜に浮かれ

    あなたに逸(はぐ)れ さまよい泣いた

    命みじかい 運命(さだめ)なら

    も少し抱かれて いたかった

    夜のしじまよ このままに

    そっと労(いた)わる 恋しぐれ


(3  みじかい秋の はかない恋は

    季節はぐれの 小寒(こかん)の夜も

    忘れませんよ 温(ぬく)もりは

    秋虫みたいな 恋でした

    尽(つく)したりない この愛を

    そっと労(いた)わる 恋しぐれ




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