永良部の女(ひと)

作詞  納羽(なわ) 汀





四季(しき)を問(と)わずの 多彩(いろん)なつまみ
白い指先 酌(しゃく)をする
可愛(かわ)いしぐさで 愉快(ゆかい)にさせる
女(ひと)がお店を やめるとか
別れはつらい 故郷(くに)なまり
百合(ゆり)の花咲け 永(え)良部(らぶ)の女(ひと)よ

いつも笑顔で 迎えてくれる
心ずくしの おしぼりが
愚痴をこぼしに 来た俺だけど
夢と楽しさ くれた女(ひと)
今宵(こよい)別れの なみだ酒(ざけ)
故郷(くに)で花咲け 永(え)良部(らぶ)の女(ひと)よ

別れおしんだ 最後(さいご)の夜に
何時(いつ)か世に出て くださいと
そっと小声(こごえ)で 励ましくれた

やさしい言葉 忘れない

何時(いつ)また逢える あのえくぼ
百合(ゆり)の花咲け 永(え)良部(らぶ)の女(ひと)よ




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